ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科】

生活科学(食物・衣服・住居・家族)、福祉の観点からQOLを研究・教育する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

2018年06月の記事

衣服による暑さ対策「真夏に裸は暑い?!服を着るススメ。

2018年06月29日

先日、「衣生活材料学」で、衣服内気候などについて学習しました。その際、お話したことを紹介します。

ヒトは発汗することで体温の上がりすぎを防いでいます。汗が皮膚表面に滞ると汗がかけなくなります。

暑いイラスト


このため、汗を素早く吸収することが涼しさを得るポイントになります。

裸では皮膚表面の汗を吸収するものがないので、かえって暑く感じてしまいます。

これは、夏場に吸湿性の悪い素材の衣服を着用している場合も同様です。衣服内の湿度が高くなり、汗をかくことができなくなります。

また、空気は暖められると軽くなる性質があります。
衣服を着用すると身体で暖められた衣服内の空気は上昇し、首元などから放出されます。

これを煙突効果といいます。

夏場は首元や裾を大きく開けた「ゆとり」のあるデザインの衣服を着用すると首元から暖まった空気が放出され、暖まっていない空気が裾から入ってくるという空気の流れができ、放熱効果がアップします。

つまり、夏場は「吸湿性や吸水性のある素材」で、「ゆとりを意識したデザイン」が涼しく過ごすのにおススメです。

どうしても裸で過ごしたい場合は、水浴びなどで、クールダウンしてくださいね。

<参考文献>
消費者の視点からの衣生活概論 菅井清美・諸岡晴美 編著 井上書院 p.62-64 (2013)
  

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お豆腐ふるふるムース(その1)

2018年06月28日

マーガレット雑誌の創刊号が発刊されました。(学生スタッフの企画による写真満載のミニコミ誌です)

大学HPから資料請求された方に郵送しているそうです。

今号のテーマは、「女子力アップ」

藤原先生監修、初夏の美人レシピ 

”お豆腐ふるふるムース” がレシピ付きで掲載されています。

ムースみかん


雨どきのじめじめした日にはのどごしが爽やかなムースはいかがですか。

食欲のないときにもぴったり。

お豆腐はご存じの通り、低カロリーで栄養豊富、身近なスーパーフードです。

加えて、大豆に含まれるビタミンEとイソフラボンには美肌効果も期待できます。

さらにヨーグルトにも吸収率の良いタンパク質や腸内環境を整えてくれる乳酸菌がたっぷり、女子力アップの王道を行くムースです。

お鍋も包丁も不要、あっという間にできてアレンジも楽しい、お豆腐ふるふるムースを是非作ってみてください。

レシピは、


材料(グラス4杯分):

  粉ゼラチン 4g   お湯(50℃くらい) 50ml   絹ごし豆腐 200g  プレーンヨーグルト 200g
  砂糖 40g   レモン汁 30ml(大さじ2)
  
作り方:

①お湯にゼラチンを振り入れ、よくかき混ぜて溶かしておく。

②絹ごし豆腐とプレーンヨーグルト、砂糖、レモン汁をボウルに入れてかき混ぜる。

③②を裏ごしする。

④③に①のゼラチンを入れて、よく混ぜる。

⑤④をグラスに入れて、冷蔵庫で冷やし固める。


さらに、簡単に多彩なアレンジができます。

アレンジレシピについては、改めて紹介します。楽しみにしてください。



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科 │ トレビアの泉

65歳以上を高齢者とみなす生物学的根拠はない

2018年06月27日

「65歳以上を高齢者とみなす生物学的根拠はない。」
 
歳をとると、様々な身体的機能変化が起こります。

例えば、身長低下、体重減少、頭髪の抜け毛、白髪、歯が抜ける、皮膚のしわ、乾燥、弾力の低下、白斑、筋力の低下、筋肉量の減少、栄養障害、主観的疲労感、日常生活活動量の減少、などなどです。

日本では65歳以上を高齢者としていますが、それはどういう根拠によるものでしょうか。

実は,世界保健機関(WHO)が「歴年齢の65歳以上」を高齢者と定義しており,わが国もこれに従い慣例的に65歳以上を高齢者としてきたからなのです。

また,74歳以下を前期高齢者,75歳以上を後期高齢者というように区分して呼ぶことがありますが,これには医学的,生物学的な根拠があるわけではないのです。

現在の高齢者においては10~20年前と比較すると,歳をとることによる「身体的機能変化」は5~10年遅く現れるようになってきています。

20年前の70歳と現在の70歳の人を比較すると,同じ70歳でも現在の70歳の人の方が若く,元気です。

65~74歳を「准高齢者」(准高齢期pre-old),75~89歳を「高齢者」(高齢期old),90歳以上を「超高齢者」(超高齢期oldest-old,super-old)と区分してはどうでしょうという提案が老年のことを研究する学会から出されたりしています。

みなさんはどのように思いますか?

<写真:高齢者疑似体験中>

高齢者疑似体験中
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科 │ トレビアの泉

モデルルームのインテリア飾り付けプロジェクト

2018年06月21日

民間企業とコラボ

「インテリア装備学」の授業課題として、共立メンテナンス(株)とコラボし、学生向けマンションのモデルルームを飾り付けるプロジェクトを実施しました。(H30年1月~2月)

4月から大学生として京都で暮らしを始める女子高校生に向け、大学生活がイメージできるような、「女子力の高い」プランを練りました。

インテリアのテーマは「春、うきうき、楽しい」とし、元気がでる黄色のビタミンカラーを軸に、春らしい花柄や花をモチーフにしたインテリア用品を多く使うように計画しました。

賃貸マンションなので 飾り付けができる範囲は限られていましたが、大学生らしい生活感がでるようにしました。

飾りに使うインテリア用品は、おしゃれなインテリアショップ、イノブン、フランフラン、ローラアシュレイで買い付けました。(このプロジェクトは2月と真冬の時期だったので、春らしい物品を探すのに苦労しました)

現場での飾り付けは6人がかりで3時間要しました。

写真は360°カメラで撮影したものです。(ベッドルームのみ)

モデルルーム全体


ベッドカバーは白に花の刺繍があしらわれたもの、その上にレースの刺繍カバーのクッションを並べ、ベッドのヘッドトップには、黄色い鳥のオーナメントを置きました。ベッド横の壁面は黄色い花の額を取り付け、それに黄色い花のラインオーナメントを沿わせました。
床は芝生をイメージしたグリーンの円形ラグマットを置きました。デスク前はコルクボードを掛け、それにカレンダー、アクセサリー、デザイン性の高いポストカードを貼り付けました。書棚は文具の他に、うさぎのオーナメント、ミニ観葉植物を飾り付けました。写真には写っていませんが、玄関、トイレ、バスルーム、ミニキッチンも飾り付けました。

飾り付け中

コルクボード


計画から、物品購入、飾り付けという一連の作業をすることができ、とても貴重な学びとなりました。

共立メンテナンス様、機会をいただきありがとうございました。
  

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NHK朝ドラ「半分、青い」のインテリアについて (その1)

2018年06月21日

NHKの朝ドラ 「半分青い」をご覧になってられますでしょうか。

これに登場する、少女漫画家 秋風羽織氏のオフィスのインテリアを、(ストーリー以上に)とても興味深く楽しみに視聴しています。

このインテリアをチェックしていきたいと思います。

このオフィス「ティンカーベル」には、名作チェア、名作照明器具が何点かみられます。

名作といわれる椅子は、名前があり、誰がデザインしたかということが、インテリアの基礎知識として必要です。

今回「エッグチェア」を見ていきたいと思います。

リラクゼーションルームに登場するので見つけてください。(NKHのHPに写真があります)


エッグチェアは1958年、アルネ・ヤコブセン(デンマーク)がSASロイヤルホテルのロビーとレセプションエリアのためにデザインしたものです。その名の通り卵をイメージした継ぎ目のないシェルで形作られています。張地は革、布、カラーは張地によって黒、茶、赤、青、紫、、、などいろいろあります。

テレビドラマや宣伝でも結構よく登場します。(かつて、俳優の福山雅治さんがビールのCMで紫のエッグチェアに座っていたことがあります。)

椅子の歴史は材料の進歩と深く関連しています。エッグチェアは硬質発砲ウレタンを初めて採用した椅子としても有名です。

本学科の「インテリアデザインラボ」にもエッグチェアがあります。




ラボには椅子が数種ありますがこれは、学生の一番人気です。
通称、「座るとひとり(孤独)になれる」椅子です。卵の殻状にサイドが覆われているため、周囲が気になりにくく、安らぐとのこと。

ヤコブセンはエッグチェアの他に、スワンチェア(名の通り白鳥が羽を広げた形状の椅子)も有名です。 
                                         by住環境研究室 竹原 (つづく)

  

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食品官能評価演習 (卵黄の色味) 

2018年06月16日

卵黄カラーチャートは卵黄の色見本です。NO1~15までの段階があります。

卵黄の色は、飼料中のカロテノイドの種類や量を変えると変わります。

トウモロコシを多く与えるときれいな黄金色となり、赤いパプリカやアスタキサンチンなどを与えると赤身が強くなり濃くなります。

色が濃いからといって栄養価が高いということではありません。

パックで売られている卵は、NO.10~12の色が多いです。

写真は、カラーチャートで卵黄の色を見ているところです。

卵黄測色

  

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アパレル造形学で浴衣(ゆかた)の製作 (その2)

2018年06月15日

ゆかたの製作の続きです。

本日は、衿付けです。

本来は手縫いですが、授業ではミシンを使っています。

全体(アパレル造形様子)


和服の各部名称はこの図の通りです。(引用:京染卸商業組合HP  www.kyozome.info,/より)
和服名称

正しく衿がつけれたかどうか、試着して確認します。 

試着1

  

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食品官能評価演習 (鶏卵の鮮度) その2

2018年06月14日

鶏卵の鮮度の測定方法について、続きです。

HU値以外に、鮮度を見分け方として、卵黄係数(卵黄の高さ/卵黄の直径)があります。

卵黄係数が小さいほど、鮮度が低下していると判断されます。

写真は、物差しで卵黄の高さを測定しているところです。

卵鮮度測定






  

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社会福祉実習報告会

2018年06月13日

社会福祉援助技術現場実習報告会を実施しました。

社会福祉士としてプロをめざす学生たちによる報告会で、実習での学びや気づきを報告します。

報告会は二部構成で、

第一部は、福祉施設の現場実習の指導者の方々より、「配慮を必要とする実習生の問題と対処方法」について意見をいただきました。

第二部は、学生による実習報告です。(社会福祉協議会実習、就労移行支援・就労継続支援事業所、特別養護老人ホーム)

報告会2



この夏に実習予定の下級生との間での、活発な質疑応答もみられました。

報告会1


お忙しい中ご来校いただきました実習指導者の方々に感謝するとともに、夏実習に向かう下級生たちの目の色がどんどん意欲的になっていく様子に報告会の意義と大切さを強く感じました。  

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積水ハウス(株)住宅総合研究所 「納得工房」に行ってきました

2018年06月12日

「建築材料学の」授業で、積水ハウス「納得工房」へ見学に行きました。

納得工房2

環境性能コーナーで、ガラスの種類による遮熱、断熱性能の差を体験しました。

生涯住宅コーナーで、補助具を装着し段差の上り下りをする疑似高齢者体験をし、ユニバーサルデザインの必要性を認識しました。

収納コーナーでは、「使っている場所と、しまう場所を同じにすること」で散らかりにくい、楽に片づけできる住まいになることに気づきました。

最後に、茶の間キッチン、 キッチンレスキッチン、ナチュラルキッチンといった異なるコンセプトの3つのキッチンを比べて、ライフスタイルと住宅設計の関連を学びました。 またナチュラルキッチンは、床材に成長の早い竹を、壁は珪藻土を塗り、テーブルはウィスキー樽の再利用など、徹底した自然志向のこだわりを学びました。


研究所のため内部の撮影は許可されていませんので、http://www.sekisuihouse.com/nattoku/koubou/ 掲載の写真を引用します。
積水引用写真



  

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