ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

2019年07月の記事

「認知症サポーター養成講座」 実施報告

2019年07月25日

京都ノートルダム女子大学では、
「認知症にやさしいまちづくり」をテーマに、
認知症サポーター養成講座を実施しました。

チラシ


左京北地域包括支援センターと共催し、ここ数年、毎年開催しています。

本学学生が認知症への知識と理解を深め、適切な対応・支援ができるように、
また、地元住民向けの啓発機会の場として行っています。

今年は6月12日(水)に本学で開催し、31名の参加がありました。

プログラムは、
 認知症の医学的説明
 認知症について世界規模での現状や取り組みについての講演
 当事者とご家族からのお話

 そして、これらのお話を受け、「自分たちは地域で何ができるか」というテーマでグループワークを行いました。

 社会問題となっている認知症ですが、きちんとした医学知識をもち、どう取り組めばよいか、学生にとって身近なことと考えるきっかけになり、貴重な学びの場となりました。

 また、次年度も開催する予定です。

 開催に当たり、ご尽力を賜った皆様、ありがとうございました。

 心理学科のブログ 「さいころ日記」 の記事もご覧ください。⇒ https://notredamepsychology.kyo2.jp/e543593.html  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ福祉学領域産官学連携活動

祇園祭 京町家(杉本家住宅)を見学しました。 #祇園祭 #京都 #町家

2019年07月21日

京都ノートルダム女子大学、福祉生活デザイン学科は、

衣、食、住、家族、福祉をすべて学んだ上で、自分の関心を見定め、専門分野を選択し、キャリアにつなげていくことができる学科です。


7月の京都は「祇園祭り」です。

住環境ゼミでは7月10日に、祇園祭祭創始1150年記念「祇園会 屏風飾り展」に特別公開の

杉本家住宅(重要文化財)を見学しました。

杉本家入口


典型的な京町家であること、庭が多いこと(名勝指定)、蔵が多いことが特徴です。

京町家は6月初旬に建具替が行われます。

杉本家住宅も戸は簾戸に、襖障子は外され簾が吊られ、畳に籐筵の上敷と、夏仕様の室礼に調えられていました。

簾戸やすだれは風通しの良さもさることながら、庭木や苔の緑、簾戸を通しての光の陰影などは視覚的にも涼感が得られます。

また庭には大きな氷柱、赤い金魚が泳ぐ睡蓮鉢、夏を涼やかに快適に暮らす住まい方に心の豊かさを感じました。


屏風は俵屋宗達によるものなど、鴨居に届く大きなものが多く、襖代わりに用いられるため引手が付けられているものもあるとのことです。

台所(走り庭)はガスを引き込んだ4つの竃口が設置されていましたが、現在のキッチンのコンロの高さに比べてかなり高めでした。吹き抜けの天井は、太い立派な牛梁に縦横に組まれた小屋組みで、煙出しの小窓や高窓のためか明るく軽快な印象でした。


仏間は、見学時は網戸で閉じられていました。
祇園祭の時期は、神様をお祭りするので、その間仏間は閉じるのだそうです。

また、仏間の前には地下室(石室)があります。これは仏壇を災害から守るためだそうです。地下室の蓋には油団(ユトン)が敷かれています。油団は重ね合わせた和紙の表面に油、柿渋を塗った床敷物です。



八畳の間の床の間に、祇園祭の山鉾のひとつ、「伯牙山」の掛け軸が掛けられ、琴が展示されていました。

ここ杉本家住宅は伯牙山の準備をする場でもあり、店の間にご神体の展示がされるそうです。


丁寧にいろいろと教えてくださったガイドの方々、どうもありがとうございました。

杉本家住宅前で


7月10日は、祇園祭の山鉾を組み立てる「山鉾建て」の日です。

写真は 道中、「鶏鉾」の組み立て作業に遭遇しました。

組み立て中②

組み立て中①


新しい縄を使い、一から組み立てていく様子に驚きました。

京都は 祇園祭一色になります。





  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 住居学領域

7/14 オープンキャンパス、ご参加のお礼

2019年07月18日

7月14日のオープンキャンパスは、とても多くの方に来ていただきました。

学科のミニ講義 「地域協働ぷろじぇくと」は、学生が主体の地域との連携活動と学びが紹介されました。

また、飛鳥井ワークセンターとの連携活動(パン販売)を実際にみていただくこともできました。


体験コーナーの「スパイスをブレンドしてオリジナルカレー粉を作りましょう」は
調理実習室で行いました。

スパイス展示
(スパイスの展示)

クミンシード、チリペッパー、胡椒、オールスパイス、コリアンダー、ジンジャー、シナモン、ターメリック、カルダモンなど色も香りも異なる様々なスパイスを、それぞれの好みに配合、ブレンドし、それをフライパンで弱火で炒めてカレー粉の完成です。
スパイス調合
(スパイスの調合)

瓶詰
(カレー粉の完成)

瓶に詰めてお土産にしました。

スパイスについては、8月19日のオープンキャンパスで
講義「スパイスの魔法―おいしいカレーができるまで―」も行います。ぜひご参加ください。

ミニ講義風景7/14
(ミニ講義の風景)


常設ミニ体験(甘味の測定、パーソナルカラー診断、3DCGでインテリアコーディネート)もにぎわいました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

次は、夏休みの 8月3日、4日、18日、9月8日 に開催します。

オープンキャンパスでは、学科自慢のラボ(実習室群)も見学できます。

ノートルダムの雰囲気を体験しにきてください。学生スタッフと一緒にお待ちしています。  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ オープンキャンパス学科からお知らせ

7/14(日)オープンキャンパスを開催します!  #女子大 #京都  #ノートルダム

2019年07月10日

京都ノートルダム女子大学は7月14日(日)、オープンキャンパスを開催します。

福祉生活デザイン学科は、衣・食・住・福祉 がすべて学べますので、

OCのイベント内容は盛りだくさん。

4つのミニ講義(衣服学、福祉学、家庭科教員の資格説明、福祉の資格説明)と、
体験授業(食物学) と、ミニ体験(食物学、衣服学、住居学) が揃います。


スパイス体験
        ( 体験コーナー: 「スパイスをブレンドしてオリジナルカレー粉を作りましょう」 )



ミニ講義は、

(1)地域協働ぷろじぇくと ~学生主体の地域協働活動の実践 [ 11:10~11:40]

ボランティアや地域活動がいろいろなところで問われています。しかし、そのような活動に一歩踏み出すことって難しくはないですか?活動するためにどのようなことが大切なのか、実際に本学で行われている様々な地域との連携活動を紹介し説明します。一緒に考えてみましょう。

 ⇒飛鳥井ワークセンターとの連携活動「パン販売」を当日実施します!
  これまでも このブログでたびたび紹介してきた、 あの「行列のできるパン屋」が臨時営業です!
  OCのお土産に。。 是非お立ち寄りください。

パンの種類
                 (パン、パン、パン。。。)



(2)素材を活かした衣服デザインを考える [13:10~13:40]

暑い日から寒い日まで、衣服を着用しない日はありません。どのような衣服にすれば快適に過ごせるのでしょうか?衣服素材や材料の視点から快適に生活できる衣服デザインを考えてみましょう。


(3)家庭科教員就職率100%のヒミツ[11:50~12:20]

家庭科教員就職率100%の実績を踏まえ、教員免許状取得方法について説明します。大学でどう学ぶかや、実習に強い教員となれる秘訣を説明します。

 
(4)福祉を学ぶ [11:50~12:20] 

いつごろどんな実習をするのだろう、国家試験の受験勉強はいつからしたらいいのだろう。大学生活4年間のキャンパスライフを描いてみよう。


体験授業は、11:30~15:00 (随時参加)

「スパイスをブレンドしてオリジナルカレー粉を作りましょう」

特徴的な香りや辛味、色を持ったスパイスは食品素材の味を引き立て、料理に変化をもたらし、食欲を増進させる効果をもっています。多岐にわたるスパイスのさまざまな特性を学びながら、相性の良い種類と割合でブレンドしたオリジナルカレー粉を作ってみましょう。


また、学科ブースでは 個別説明、ミニ体験もできます。

学生スタッフと会話を楽しみながら、キャンパスライフを疑似体験してみましょう。
お待ちしています。

※ 学科オリジナルサイトをリニューアルしました!
 https://www.notredame.ac.jp/fukushiseikatsu/seminar/






  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ オープンキャンパス学科からお知らせ

地域の障害者の方と、ミニ運動会!(with プエルタ)

2019年07月07日

京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科

人間関係をめぐる共生と福祉ゼミ(ミヨシゼミ)は

6月19日、プエルタのメンバーさんとミニ運動会を開催し、楽しみました。

プエルタは、障害者自立訓練(生活訓練)事業所で、2018年度に大学祭でコラボしました。

そのときに、「プエルタのメンバーさんが日頃から運動不足でボールで運動したい」という希望を聴きました。

そこで、今回、大学の体育館を使用して、ボールを使ったミニ運動会を実施することとなりました。


まず、交流は互いの自己紹介、ニックネームの紹介などを行います。
次に、準備体操です。ゼミ生が体操のリードをし、メンバーさんたちがそれに合わせて掛け声を出しています。

ミヨシゼミには、バレボール経験者が2人いたこともあり、ミニバレーボール教室をひらき、ソフトバレーボールを使ってトス、レシーブ体験をしました。

休憩、水分補給の後は、メンバーさんたちからのリクエストの「転がしドッジボール」です。

ゼミ生たちと一緒になってチーム対抗です。

最後はメンバーさんとゼミ生が混合し、2チーム対抗リレーと、盛り上がりました。

明るく元気いっぱいの声が響き渡る楽しいひと時でした。

かなり体を動かして疲れたのではないかと、翌日プエルタに電話しましたが、

メンバーさん、誰も休まず元気に通所していたとのこと。また皆さん「楽しかった、よかった」という声にあふれていたということを伺いました。

ミヨシゼミは社会福祉コースの学生だけではありませんが、地域の障害者と身近にふれあって
交流することの大切さ、
「ともに支え合って生きる」ことについて感じてくれたと思います。


障害者自立訓練(生活訓練)事業 プエルタの方々と
プエルタ


ミヨシゼミと交流、ミニ運動会 

ミニ運動会

運動会2



  

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フレンドフーズとの協同開発 スイーツ第2弾を販売しました

2019年07月04日

京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科は、
産学連携活動を数多く展開しています。 

調理学ゼミでは、フレンドフーズと京都ノートルダム女子大学との産学連携協定のもと、

野菜を用いたスイーツの共同開発に取り組んできました。

                   <一緒に開発した商品を売り出します>
一緒に開発


完成した三種類のスイーツのうち、第一弾として4月に「米麹のパウンドケーキ」と「おやさいぼーろ」を販売し、二日で完売することができました。

続いて第二弾として、新たに「人参ジャムの宝石クッキー」と、第一弾でも好評を博した「おやさいぼーろ」の
店頭販売を5月31日に行いました。

「人参ジャムの宝石クッキー」は、商品開発の過程でフードロスの問題に着目し、
食材の廃棄が一切出ないように配合バランスを考えながら見た目の華やかさや味といった嗜好性の向上との両立を目指した意欲作です。

                          <人参ジャムの宝石クッキー>
人参のクッキー


前回の販売から楽しみに待っていてくださったお客様もあり、わずか一日で完売しました。
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 食物学領域産官学連携活動