「食品加工学(実験含む)」の授業紹介

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科

2018年12月25日 22:00

京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科には、

「食品加工学(実験を含む)」という授業があります。

この科目は、2年次になったら履修ができます。フードスペシャリスト受験資格を希望する人は必ず履修をします。

この日は、卵の加工の学習で、マヨネーズを作りました。

調味料(卵黄と胡椒、砂糖、塩など)をよく混ぜた後、まず酢を加え、次に油、その次にまた酢を加え、最後に油をまた加えて攪拌します。
攪拌の速度や、材料の添加の仕方にコツがあります。

このマヨネーズづくりは、「水中油滴型のエマルション」をいかに上手に調整するかということに注意しつつ、乳化剤 (卵黄中のレシチン) の働きについても理解してもらいます。

そして、調整したマヨネーズは、音叉式粘度計で粘度を測定します。粘度は、市販品よりも小さいですが、味は、ソフトでおいしく出来上がります。

加工したマヨネーズでサンドイッチも作りました。

履修者全員でサンドイッチと紅茶を試食しました。


    <マヨネーズ出来上がり>


    <粘度計で粘度を測定>

   <クロスを敷いてサンドイッチの盛り付け>
 

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