オリーブオイル教室
京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科は
産学連携活動を活発に行っています。
オリーブオイルの輸入販売の会社を経営されている、朝倉玲子氏による、
「オリーブオイル教室」の講義がありました。
朝倉氏は、イタリアに料理修行に行かれた際、オリーブオイルの魅力に目覚め、日本人に本物のオリーブオイルを知ってほしいという熱意のもと、帰国し、起業されたとのことです。イタリアにオリーブ農園も所持されています。
オリーブオイルの魅力は、オリーブが8000年にも続く人による栽培の歴史ある植物であること、
そのオイルをたっぷりと使ったイタリア料理は、野菜と塩だけでとてもおいしく、お鍋ひとつでつくれる料理であるということ、など説明いただきました。
また、テイスティングでは、
3種のオイルをテイスティングし、とれたてのフレッシュなオイルと、古いオイルでの香りや味の違いを体験しました。
<テイスティングの様子>
朝倉氏はオリーブオイルの講義を通して、
「商品ラベルや他人の言動に惑わされず、しっかり学び、五感を使って自分の感覚を研ぎ澄ませ、自分で考えて判断すること、感じる力、感性を養い、自分軸をつくること、自分で考え、選択する。」
と自立することの大切さを教えてくださいました。
講義の最後に、
「苦悩も幸福もすべて自分に必要なこと。なので自分の思うがままにやってみてください。」
と学生にエールをいただきました。
オリーブオイルのことだけでなく、人生に立ち向かっていく心構えにも通じる、とても奥深い講義をしていただきました。
朝倉様、ありがとうございました。
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