「お菓子づくりサークルに使える住宅」のインテリアコーディネート提案
「インテリア装備学」の授業は、
インテリアコーディネートの作品提案をする科目です。
単に美しい空間をつくるのではなく、大切なのは依頼主の要望にどう応えるかです。
今回の依頼主の要望は、「キッチンはカウンターテーブルを設置したい」「サークルで6人が座れるようにテーブルとチェアを置いてほしい」「和室を洋室に全面リフォームしてほしい」「照明計画と絵画4点、インテリアグリーンの配置を提案してほしい」などです。これらの要望に沿うようにインテリアコーディネート提案をします。
また依頼主の生活をイメージし、プロの立場から依頼主が要求する以上の提案をすることも大事です。
授業では、まずカラースキーム、窓装飾、照明計画などについて学び、その知識を3DCGソフトをつかってリアルな作品をつくっていきます。
最終回の授業は、完成作品のプレゼンテーションを行いました。
北欧スタイルの木をたくさん使ったインテリア、ライティングにこだわったインテリア、白を基調にしたインテリアなど どれもオリジナリティあふれる作品で、住み手への配慮もしっかりと盛り込まれています。
受講学生からは、
「依頼主の声に耳を傾けて要望に沿ったもの + 求められている雰囲気を感じて自分なりの発想でコーディネートを作ることは大切だと改めて理解しました。」
「同じ要望に沿って考えていたはずだったけど、完成作品はそれぞれ全く違う雰囲気なのがとても面白かったです。コーディネートは無限大だなと感じました。」
「依頼された条件をクリアしつつ、部屋を広く見せるにはどうすればよいのか、どのようにすれば依頼主が暮らしやすくなるかということを頭にしっかり置いた上で部屋の雰囲気や家具を配置をすることが大事なのだと改めて学びました。」
など、多くの気づきや学びがあったようです。
(Y.Yさんの作品)
(I.Mさんの作品)
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