京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科の
住環境ゼミの学生3人が、地域のシンポジウムで、調査研究の結果報告をしました。
(市原野社会福祉協議会発足30周年記念 講演・シンポジウム)
京都市、市原野社会福祉協議会主催の 市原野社協発足30周年記念講演・シンポジウムが、
京都御所向かいの、パレスサイドホテルで実施されました。
地域の福祉やまちづくりを考える方々が、一堂に会し交流を深めることを目的に10年ごとに実施されているイベントです。
<講演会での学生発表の様子>
住環境ゼミの4年生は、この夏、当地において
「学区住民の住環境評価と外出行動の実態」に関するアンケート調査を実施しました。
その結果を地域の方へのフィードバックという位置づけで報告の講演をしました。
参加者は、地域住民、社会福祉協議会、ボランティア、事業関係者など約90人ほどでした。
熱心にきいていただきました。
また、質疑応答では貴重なご意見も頂戴することができました。
講演後のアンケートでは、「客観的に地域を知ることができてよかった」、「自分がどう地域にかかわっていけるのかを考える機会となった」などの回答をいただきました。
自分たちが行った調査が、直接地域の方に結果をフィードバックができ、そのデータを今後活用いただくかもしれない、という
「活きた研究」を意識することができました。
素晴らしい機会をいただき感謝しています。
発表後、
地域の社協の歩みとボランティアの活動シンポジウムが実施されました。
ボランティアさんが見守り訪問をする「ふれあい訪問」は1年間で2600回も実施されたことや、
ふれあい配食の実施、 夏祭り、盆踊り、ふとん丸洗い乾燥サービス、お助けマンなどなど、
実に多彩なボランティア活動が活発になされていて、
住民同士で助け合っていこうとする意識がとても強い地域であることがわかり、大変勉強になりました。
市原野の皆様、本当にありがとうございました。
<研究室でデータ分析をしている所>