生活環境基礎演習Ⅱ_営む「結婚式のマネープランニング」
京都ノートルダム女子大学の生活環境学科で開講している生活環境基礎演習Ⅱは、生活環境学科1年次生が後期で履修する授業です。この授業では、「装う」(衣領域)、「食べる」(食領域)、「住まう」(住領域)、「営む」(家族関係・生活経営領域)、「支える」(福祉領域)の5つの領域、全9つのテーマについて体験的に学んでいきます
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このなかから、今日は「営む」の「結婚式の費用から始めるマネープランニング」の授業風景をお伝えします。
まずは、結婚式を行うには、どのような項目にどれくらいの費用がかかるのかを把握していきます。結婚情報誌やiPadを使いながら、みんなで手分けして、いくつかの項目について金額の相場を調べていきます。
結婚情報誌をはじめて手にした学生ばかりで、友人との会話が盛り上がります。
おおよその金額がわかりだすと、「高い!」「こんなにするの?!」という声があちらこちらから聞こえてきます。
次に、自分が理想とする結婚式を想定します。招待客は何人くらいになりそうか、衣装は洋装にしようか和装にしようか、お色直しは何回・・・、と理想を詰め込んでいきます。
みんなで手分けして調べた金額の相場をもとに、自分が理想とする結婚式の費用の総額を計算していきます。ウン十万円の学生もいれば、ウン百万円という額が出た学生もいます。初めて目にするケタ数に、大きなため息が漏れます。
最後に、算出された金額をどのように準備していくのかを考えてきます。今回は親御さんや、おじい様おばあ様に「支払ってもらう」は「なし」としています。これまでの自分自身の消費行動、つまりお金の使い方の傾向や、これから起こるかもしれない不測の事態を想定しながら、マネープランニングしていきます。
理想をいっぱいに詰め込んだhappyな気分のあと、一気に現実に引き戻される90分間の授業です。
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