ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

基礎演習Ⅳ 研究発表会を開催しました

2021年02月03日

「基礎演習Ⅳ」の研究発表会を開催しました。

学科では、入学当初から基礎演習Ⅰ〜Ⅳという、特徴のある授業が用意されています。

 基礎演習Ⅰ レポートの書き方などの大学の学びの導入
 基礎演習Ⅱ 学内で、調理実習、ファッションデザイン体験、インテリアコーディネート実習などさまざまな生活に関する実習
 基礎演習Ⅲ 学外で、企業や社会現場での衣食住や福祉に関するフィールドワーク実習
 基礎演習Ⅳ グループで研究テーマを設定し、共同で研究の成果をプレゼンする演習

これらを2年間で学びます。大学での学びへのスムーズな導入と、
幅広い生活の体験による学びを通して 自分の専門や自分らしい将来の職業を選択するキャリア教育も兼ねた授業です。

しかも、10人前後の小さなクラスに分かれ、担任教員と相談しながら学びを深める形式ですので、
ホームルームとしての役割も兼ね備えています。
ひとりひとりのニーズを踏まえた学びとキャリアのサポートの役割も果たしている授業でもあります。

この基礎演習の最終まとめである「基礎演習Ⅳ」の研究発表会が、2021年1月15日に感染予防を徹底しながら対面授業で開催しました。
基礎演習Ⅳの2年生のグループ研究発表は、1グループ20分の発表で、基礎演習Ⅱの1年生も聴衆となってともに学ぶ形式です。

発表テーマは現代の様相を、学生視点から取りあげたユニークなものが揃いました。
テーマをいくつか紹介しますと、「マスクの色によってうまれる印象の差異」、「コロナ渦におけるおうち時間の過ごし方」、「ジェンダーとメイク」など、幅広く、それぞれが調査データに基づいて発表されました。

発表風景
2021基礎演習Ⅳー1

2021基礎演習Ⅳ-2


2年生はこれらの基礎演習Ⅰ〜Ⅳの学びを終え、3年生からは自分の専門のゼミに入っていきます。
特論・卒業研究は2年間の専門ゼミで、基礎演習よりもさらに少人数のゼミに分かれます。
衣食住・家族・福祉・精神保健福祉の専門的な学びを深め、それぞれに研究テーマを立て、卒業論文を書き上げます。

このような学びの広さと、自分らしい学びのコーディネートが可能な学科の特徴は、
4月から新設の、生活環境学科ではさらに深化されています。ぜひこの学びを体験してください。

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ