鶏卵の品質を判定する指標のひとつ、「HU値」 を測定しているところです。
濃厚卵白の「厚み」と「重量」から求めます。写真は卵白の厚みをノギスで測定しているところです。
「ハウ単位」というのは、アメリカのハウ(Haugh)という研究者が1937年に濃厚卵白の形態変化に、重量変化を組み合せて「濃厚卵白の劣化度を表す指標」として考案した単位のことです。HU値が60以上ならば、A級(高級品位)=新鮮です。
普段、古くなった卵は、割卵した時に卵白が広がる面積が大きいですね。
しかし、小さな卵と大きな卵とでは、単純に比べられないので、重量も用いて、換算表からHU値を求めることができます。
これ以外にも、卵の鮮度を見分ける方法はいろいろとあります。 (続く)