ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

住居学領域の記事

「お菓子づくりサークルに使える住宅」のインテリアコーディネート提案

2023年02月03日

「インテリア装備学」の授業は、インテリアコーディネートの作品提案をする科目です。

単に美しい空間をつくるのではなく、大切なのは依頼主の要望にどう応えるかです。
今回の依頼主の要望は、「キッチンはカウンターテーブルを設置したい」「サークルで6人が座れるようにテーブルとチェアを置いてほしい」「和室を洋室に全面リフォームしてほしい」「照明計画と絵画4点、インテリアグリーンの配置を提案してほしい」などです。これらの要望に沿うようにインテリアコーディネート提案をします。

また依頼主の生活をイメージし、プロの立場から依頼主が要求する以上の提案をすることも大事です。

授業では、まずカラースキーム、窓装飾、照明計画などについて学び、その知識を3DCGソフトをつかってリアルな作品をつくっていきます。

最終回の授業は、完成作品のプレゼンテーションを行いました。
北欧スタイルの木をたくさん使ったインテリア、ライティングにこだわったインテリア、白を基調にしたインテリアなど どれもオリジナリティあふれる作品で、住み手への配慮もしっかりと盛り込まれています。

受講学生からは、
 「依頼主の声に耳を傾けて要望に沿ったもの + 求められている雰囲気を感じて自分なりの発想でコーディネートを作ることは大切だと改めて理解しました。」
 「同じ要望に沿って考えていたはずだったけど、完成作品はそれぞれ全く違う雰囲気なのがとても面白かったです。コーディネートは無限大だなと感じました。」
 「依頼された条件をクリアしつつ、部屋を広く見せるにはどうすればよいのか、どのようにすれば依頼主が暮らしやすくなるかということを頭にしっかり置いた上で部屋の雰囲気や家具を配置をすることが大事なのだと改めて学びました。」 

 など、多くの気づきや学びがあったようです。

安原さん
(Y.Yさんの作品)
市場さん
(I.Mさんの作品)

  

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おふろ部が「京ふろ」イベントに参加しました!

2022年12月01日

皆さん、ご存じですか?11月26日は「いい風呂の日」です!

ということで、11月26日土曜日、京都ノートルダム女子大学の「おふろ部」は京都市上下水道局さんと一緒に、京都市動物園で、「京ふろ」のイベントに参加しました!

おふろの魅力や効能を発信し、おふろの利用を促進する取り組みです。
京都市上下水道局HP参照 https://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000287553.html

お天気にも恵まれ、小さいお子様から、年配の方までたくさん来場者をお迎えしました。

イベント内容は、バスボムづくり体験、京ふろクイズなどです。
おふろ部メンバーは、紫の「京ふろ」はっぴを着て、バスボムづくりの指導、クイズへのPRなど活躍しました。

これから本格的な冬を迎えます。
みなさん、健康のため、リラックスのため、質の良い睡眠のため、お風呂タイムを楽しんでください。

おふろ部始動!
タオル付メンバー

バスボムづくり体験!
バスボムづくり

京都市上下水道局さんと一緒に!
上下水道局さんと

お風呂の魅力PR中!
クイズ誘導
マスコットキャラクター 澄都(スミト)君 属性:ほたるです 
すみとくんと



  

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バスボムつくってSDGs!(産官学連携活動_おふろ部)

2022年08月17日

 生活環境学科の 住環境ゼミの産官学連携活動「おふろ部」のバスボム作りを紹介します。face01

(株)ノーリツが主催する「おふろ部」のメンバーとして、ゼミは活動しています!
日本のおふろ文化を再評価し、「おふろは人を幸せにする」「おふろ時間を楽しく」するため、情報発信をしています。「お風呂といえば水」ということで、京都市上下水道局さんも一緒に活動しています。icon11

おふろ部のURLはコチラ
https://ofurobu.com/?ktr_sid=dcf793333fd5b701569ed116bc963305&ktr_rpt=1

 7月29日、京都市上下水道局さんがゼミに来られて、バスボム作りのワークショップをしてくださいました。
 ワークショップにあたって、まず、京都市の水道事業の歴史(今年110周年)について説明いただきました。明治45年に京都市三大事業として水道、発電、道路(交通)が竣工、安心安全な水道水と、多くの電気、電気を用いた路面電車がもたらされて今日に至ること、また、給水原価は他の都市と比べて低コストで1㎥あたり154円、汚れた水をきれいにするのに1トン当たり105円の費用が必要であることなどを学びました。
 身近な水道水ですが知らなかったことばかりでした!face08

 バスボムづくりに必要な材料は、重曹、クエン酸、粗塩です。
材料に水を少量加え、混ぜ合わせると、徐々に固まってきます。それを型にいれ、しっかりとかた~く押し固めて、約3時間で完成です。きれいにラッピングすれば、まるでマカロンのようですね!単色だけでなく、レインボーカラーも楽しいです。

 ゼミでは、これからさらにバスボム作りの技術をブラッシュアップし、
ND祭(大学祭)で「バスボムづくり体験」の出店に向けて頑張ります!
また、11月に京都市上下水道局主催で京都市立動物園で開催される子供向けの体験イベントにも参加する予定です。icon06

上下水道局さん
(京都市上下水道局の皆越様、古澤様)

材料を混ぜます
(材料を混ぜる)

型に詰める
(型にしっかり詰める)

完成、ラッピング
(完成!きれいにラッピング)




  

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積水ハウス総合住宅研究所「納得工房」にいってきました。

2022年06月27日

住環境ゼミは、6月2日(木)、積水ハウス 総合住宅研究所「納得工房」に見学・勉強にいきました。

施設はフロアが4層で、性能・構造ゾーン、生涯住宅ゾーン、収納ゾーン、設備ゾーンなど多くのゾーンに分けられ展示がされています。

今回は、収納、照明、生涯住宅、キッチンゾーンで説明を受け体験しました。

照明ゾーンでは、天井照明だけでなく多灯・多彩な明かりや、生活シーンに合わせて調光することを学びました。光の照射に関しては、照らしたいものをテラスよりも、天井や壁床などの面を照らすと空間にアクセントがつき雰囲気が良くなることもわかりました。庭木を間接的に照射する照明はとてもおしゃれな雰囲気になります。
また、階段の足元灯は近年多く設置されていますが、納得工房には、手摺をにぎると自動的に足元灯が転倒する仕組みが提案されていました。

学生からは、収納ゾーンの提案はとても工夫されていて参考になった。いつかぜひやってみたい、キッチン設備のコーナー収納に感服したなど、のコメントが寄せられました。授業で得た知識を、実際に体験できたことはとてもよい学びになったようです。これから学生は住宅の自由設計課題に取り組みますが、本日の体験をいかした課題作品ができあがることを期待します。

 古屋様、丁寧に説明してくださりありがとうございました。

納得工房_2022
  

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アルフレックス ショールームに行ってきました

2022年05月23日

建築・住居の科目に「住計画演習Ⅰ」があり、授業では自由設計を行います。その学びのために、ショールーム見学を行いました。
アルフレックスジャパンの大阪ショールームにいってきました。

ショールームはGW中にリニューアルされた、とのことで、新作の他、配置や展示方法も大きく変わっていて、
 7階はリビングと屋外テラス(アウトドアリビング)がシームレスにつながった空間をイメージし内外の家具を展示されていました。
 6階は様々な世代や家族構成、住居パターン(マンション、戸建て)を想定したリビングダイニング及び寝室などの空間がつくられ、
 アートやディスプレイも含め、カラーコーディネートにもこだわり、より具体的にイメージしやすい展示になっていました。

学生も熱心にスタッフからの説明を聞いたり、実際に座ったりして、ハイセンスのインテリア空間を体感できたのではないかと思います。
アルフレックス1

アルフレックス2



  

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鴨川沿いのゲストハウス:住計画演習 作品発表会しました

2022年01月26日

本日は「住計画演習Ⅱ」の課題作品の発表会でした。

 「住計画演習Ⅱ」は、自由設計課題を行う科目で、建築系科目としてはこれまで学んだ建築計画、建築人間工学、建築材料、建築法規、インテリア装備学などをすべて生かし、オリジナルの建築物を設計します。(建築設計事務所を運営されている岸先生の担当授業です)

 課題は「鴨川沿いのゲストハウス」です。大学近隣に実在する土地を利用した設計の計画です。

 計画条件は、京都観光を目的で短期滞在利用を目的としたもの、2家族が宿泊できる寝室を用意すること、庭が見える浴室を1か所以上設置すること、屋外テラスで食事やガーデンパーティを行えるようにすること、隣接する鴨川や植物園の景観を取り込んだ外構計画とすること などの条件です。


 授業は最初に、「現地視察」を行って周囲環境を確認することから始めました。

 課題では、平面図では表現しきれない要素を表現する手法として、パース図、俯瞰図、アクソメ図など立体的な表現も要求されます。

<完成した課題図面>
完成図面


 「RIVERSIDE HOUSE(学生Sさん)」は円形に張り出したガラスの外壁に回り階段のある吹き抜けの大空間で迫力のある作品です。「迫力ある一方でインテリア小物の細部にまでこだわった丁寧な描写もされていること、三角形の隅をテラスにするなど敷地を有効活用している」などの評価をいただきました。

 「自然と調和したゲストハウス(学生Iさん)」は、大きな吹き抜け天井から角材を吊るし、森の中にいるような空間です。吹き抜け周囲をガラス張りにし階下だけでなく、鴨川の景色もインテリアの一部として取り込んだユニークな作品です。
 「建物の中に様々な仕掛けがあって、テーマパークのようで楽しい空間になっている」という評価をいただきました。

 他に、「アメリカンログハウス」「和モダンのゲストハウス」「出会いと憩いの場」「くつろぎのゲストハウス」「京都の自然の中にあるゲストハウス」「自然と隣り合わせのゲストハウス」「陽が射す開放的な空間」「気ままな生活が叶うゲストハウス」など、いずれも利用者の立場に立って楽しんで滞在してもらえるような工夫が満載のユニークな作品です。
 
 岸先生から総括として、
 建築は単に形をデザインするのではなく、「そこで過ごす人のことを考え、人の行為と、その行為の連鎖をしっかりイメージし、それが実現できるように空間の連続性をプランすることが大事」であること。今回の課題では全員それができていましたという感想をいただきました。また、アイデアがそれぞれ独自性があること、それをきちんと伝え、表現できる手法も身についたことを評価いただきました。

 また、「空間はそこに人がいて、初めて生きた場になる」ので、これからも、「人が使う」ことを念頭においた「スケール感」を体感し身につけてほしい。という貴重な助言をいただきました。

<発表会風景>
発表風景




RIVERSIDE

<出会いと憩いの場 :Tさん作品>



  

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KTV京都五条住宅展示場を見学

2021年10月18日

 本日は、京都五条住宅展示場のモデルハウスを見学に来ました。
 住居・建築の科目「住計画演習(担当:岸研一先生)」を履修する学生が、これから自由設計課題に取り組むため、課題の参考にするためです。

 住宅展示場の見学で多くの実例に触れることは、サイズ感の把握、平面計画、インテリアの参考になり、住宅建築の新しい動向を知ることができます。
 モデルハウスに入る前、体温チェック、アルコール消毒、少人数グループ単位での行動など、しっかりと感染症対策をして見学させていただきました。
住宅展示場全員写真

 展示場で、見学を許可された11のモデルハウスは、天井が高く、玄関吹き抜けや、玄関の通り抜けクローゼット収納、モダンな和室、魅せるキッチン、リビングのコーブ照明などが共通し印象的です。ニッチ(隙間)に収納や、読書スペース、ワークスペースなど空間を無駄にすることなく うまく有効につかい隅々まで工夫が凝らされていました。
 また耐震や耐火などの機能性や構造の展示もされており、住宅メーカーそれぞれの特徴がわかりました。

天井高いっぱいまでのサイズの開口にハイサッシを設けることで、広さ感が得られます。
バリアフリーや掃除のしやすさを考えた吊戸が多くみられました。
またキッチンや衛生空間、家事室には最新の設備ものが導入され清潔感を感じました。
主寝室に設けられたメイクコーナーのミラーにライトが組み込まれているだけでなく、bluetoothまで装備されているのには驚きました。

2時間でしたがすべてを巡ることができず、濃密な見学をさせていただきました。
展示場の皆さま、貴重な経験、良い勉強をさせていただきありがとうございました。
見学中1

天井高い
天井高いっぱいまでのハイサッシで高さ感を演出

三人

メイクコーナー
メイクコーナーのミラーにbluetoothが装備


  

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インテリアコーディネーター資格試験

2021年10月10日

第39回インテリアコーディネーター(IC)資格試験 の一次試験が10月10日実施されました。
インテリアコーディネーターの資格は、
一次試験(学科)を合格したのち、二次試験(プレゼンテーション・論文)に合格すると取得できます。

今回の試験会場は 京都ノートルダム女子大学です。
住居や建築を学ぶ、本学の学生も受験します。
IC看板と校舎



IC会場
お天気に恵まれました。受験生の皆さん、頑張ってください!




  

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京都迎賓館に見学にいきました

2021年09月23日

7月29日(木)、住環境ゼミは、京都迎賓館を参観しました。

迎賓館は来日した各国の賓客を接遇するための施設です。そのため文化財として高い価値があります。
日本文化を表現し、日本建築の最高の技術を集めた建物です。

参観にあたり、サイトから事前予約をしました。
迎賓館西門で予約票の確認と体温チェックを済ませ、そのまま地下で受付と参観料の支払いです。 所持品チェックは金属探知機をくぐるなど、空港の検問さながらの厳重さでした。

参観は10名程度が一緒に、ガイドに従い説明を受けながら参観するガイドツアーです。ツアー開始までの間、諸注意を受け、迎賓館に関する動画が流れているのをみて待ちます。待合の場でスマートフォンに「迎賓館ガイドアプリ」を取得、インストールしました。後日でも、このアプリで館内の写真と解説、地図をみることができます。

いよいよツアー開始、まず迎賓館の正面玄関に案内され、スリッパに履き替えました。「聚楽の間」「夕映えの間」「藤の間」「桐の間」「庭園」「舟の間」を見学しました。

学生らが特に印象に残ったこととして、
 ・綴織り、蒔絵、截金技法など、日本の伝統工芸の繊細で美しいこと、西陣織の織物に使われている染糸の色の種類は実に1000色。その色数の多さに、日本は自然の彩が豊かなことを再認識したこと、 

 ・藤の間などの床の緞通、カーペットの柄に藤の花びらが舞い散る様子を表現したデザインで、天井から壁、床の足元まですべてを使って壮大に美しく空間演出をしていること、

 ・庭池の石材は、豊臣秀吉時代の鴨川の橋杭につかれていたものをリサイクルして使っていること、

 ・庇をあえて深くすることで、館内から庭にむけ、遠方より近景に視線を集める工夫をしたデザインに関心したこと。その庇や鴨居の高さは 外国の方の視線の高さを配慮していること、
 
ガイドさんの説明がなければ到底気がつかない建築デザインの工夫が至る所にありました。けれども一貫しているのは、デザインを主張するのではなく、館を利用する方々へのおもてなしの脇役として、さりげなく組み込まれている奥ゆかしさに気づかされました。また、伝統技術をふんだんに使う中に、カクテルパーティもできるよう、ライティングを自在に変化させる最新テクノロジーも多く導入されているなど、古来からの伝承技法と最新技術が組み込まれた、日本を象徴する、「迎賓館」にふさわしい建築であることを実感しました。

実際に見学をして自分の目でみることで、日本建築の思慮深さ、伝統工芸の奥深さを体感できたようです。
とても貴重な経験ができました。

藤の間
<藤の間:歓迎の意味をもつ藤の花で包まれた空間です。カーペットにも藤の花びら模様が。>

聚楽の間
<桐の間:12mの一枚板からなる漆塗の座卓。職人さんが素手で磨くため掌はやけど状態になるという一品>

庭園と池(橋から)
<廊橋から庭池:橋をはさんで片方は海、もう片方は水田をイメージした作庭、錦鯉がゆうゆうと。>

深いひさし
<桐の間から庭:視野が遮られることなく横に広がるように工夫されています>
  

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積水ハウス 納得工房にいってきました

2021年07月17日

京都ノートルダム女子大学 生活環境学科は、二級建築士の受験資格を取得できます。

「建築材料学」の学外研修として、 京都府木津川市にある、積水ハウス 総合住宅研究所 「納得工房」に行ってきました。

納得工房は、体験と納得をコンセプトにした「開かれた体験型研究施設」で、住まいづくりについて、さまざまな体験を通じて学べる施設です。

今回は 約90分の見学、研修会です。

まず4階の「住まいの総論ゾーン」では バルーン模型で住宅からの二酸化炭素排出量が可視化されていてわかりやすく知ることができました。
「性能・構造ゾーン」では 熱の通り道の窓について学びました。窓ガラスの種類による遮熱性の違いを体験し、ガラスの種類を選ぶだけで室内が涼しく快適になり省エネにつながることを実感しました。
「温熱コーナーの性能ゾーン」では 冬を設定した2つの部屋「昭和55年基準の断熱仕様の部屋」と、「2020年グリーンファーストゼロ仕様の部屋」に入りました。同じ外気温でも、断熱仕様によって、室内での足元の冷えや暖房の効き具合に大きな違いがでることを体験しました。
「生涯住宅ゾーン」では、高齢者の視覚、聴覚特性を模型で学び、その後、車いす体験を通して引き戸と開き戸の開閉のしやすさの違い、段差の困難さを体験し理解しました。また装具をつけ疑似高齢者体験をしました。玄関の上がり框の高さが高齢者にとっていかに危険な場であるかがわかりました。
「収納ゾーン」は 生活動線上に収納を設置した展示をみて、つかう場所の近くに収納することの利便性を実感しそのアイデアに感心しました。
「照明ゾーン」は 一室一灯を多灯に替えることで、部屋に立体感がでること、また照明方式のバリエーションによって雰囲気が変わることを、「キッチンゾーン」は、タイプの異なる3種類のキッチン展示を通して、ライフスタイルや住宅周辺環境に応じた魅力的なキッチン提案ができることを学びました。

授業で学んだ知識が、納得工房で実物にふれ、設備の機能性など確認できたことで、まさしく「納得」でき理解が深まったようです。今後、自由設計の課題に取り組む学生らにとっては、とても参考になる貴重な見学研修だったようです。


ご案内くださった、納得工房のスタッフ 右近様、松本様、どうもありがとうございました。


納得工房_20210611



  

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