ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

食物学領域の記事

クッキーの教会を作成しました

2022年12月24日

食生活デザインゼミでは、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家でお馴染みのヘクセンハウス(ドイツ語で魔女の家という意味)作りに挑戦しました。


夏頃から設計図を書いて、クッキー生地を何度も焼き強度試験を繰り返して・・・ゼミの3年次生7人が一丸となって取り組み、ココアクッキーで高さ47cm、横幅30cm、奥行き15cmの教会を完成させました。

緑色のキャンディを流し込んで作った丸窓は、ライトを当てると幻想的に光り、
アイシングの雪やマジパン細工が優しく教会を包みこんでいます。


クリスマスまではユージニア館入り口に、1月にはテレジア館入り口に飾っています。
見る人すべてに穏やかなひとときが訪れますように。

クッキー教会001



  

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明治食育セミナー「チョコレートの世界へようこそ」を開催しました

2022年10月18日

先日、生活環境学科の7つのゼミが合同で、株式会社明治が実施している明治食育セミナー「チョコレートの世界へようこそ」を受講しました。




はじめにカカオ豆からチョコレートができるまでの工程を学びました。
高温多湿の熱帯地方の気候に育まれ、ひとつひとつ大切に収穫されたカカオの実から取り出されたカカオ豆が現地での発酵、乾燥を経て日本に運ばれることを知り、カカオ豆の長い旅路に思いを馳せたり、このカカオ豆が関西では高槻市の工場でチョコレートになっていることを聞き、電車の車窓から見える大きな板チョコの看板を思い出したりして、チョコレートの魅力にあらためて気づきました。

また、Bean to Bar(カカオ豆から板チョコまでの一貫製造)チョコレートのテイスティングを行い、産地による風味の違いを実感しました。

さらにチョコレートを通して行われている企業のSDGsへの貢献についても学び、過酷な環境でカカオを栽培している人々の暮らしを考える契機にもなりました。

甘く、そして少しほろ苦いチョコレートの世界・・・5千年以上前から人類とともに歩んできたチョコレートの奥深さに触れ、チョコレート尽くしの時間はあっという間に過ぎていきました。



  

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食品加工の実験紹介!(塩分測定)

2022年10月06日

今回は食品加工演習室で行っている簡単な実験(食品の塩分測定)の様子を紹介します。

試料は淡口醤油、濃口醤油、減塩醤油、ナンプラーなどです。
写真は塩分濃度を測る実験道具です。
実験機材


醤油を10倍に希釈するために、駒込ピペットで「1.000g」を電子天秤で測っているところです。
希釈の様子


化学実験の経験がなくても丁寧な説明によって皆さん正確にできるようになります
次に9mLの純水を加えて10%溶液を作りました。その後、塩分計で測定しました。

最後は、各グループの測定値をパソコンに入力し、比較・検討しました。
醤油以外に、梅干し、インスタントスープ類など、多くの食品の塩分濃度を測定しました。たくさんの試料を測定しましたが、受講生はとても熱心に取り組んでくれました。
データ入力



  

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ゼミ活動(クッキー作り)

2022年05月03日

健康と食ゼミでは、メンバーが協力してクッキーを作りました。
丸めるのと、粉糖をまぶすのにメンバーの協力が必須でした。




粉砂糖をまぶしたサクサク食感のクッキーです。みじん切りのクルミをたくさん入れてます。
口に入れると粉糖が口の中で溶けて優しい甘みのクッキーです。
紅茶やコーヒーと一緒に食べるとさらにおいしいです。
 「バレンタインに作りたかった」という意見もありましたが、今回はゼミ生間のコミュニケーションを図る目的で実習を行いました。楽しかったですよ。


このクッキーはクリスマスなどによく作られる「スノーボール」という名前のクッキーです。
名前の通り「ボール」状になるはずでしたが、ちょっと粉が少なかったのか少し底の部分が平らになりました。
大きさにもよりますが、以下の材料で50個から60個ぐらいできます。
バターをクリーム状にしたのち、粉砂糖、バニラエッセンス、塩、粉、クルミの順に加えてよく混ぜ合わせます。
直径1.5~2センチくらいのボール状にして、オーブンシートを敷いた鉄板に並べて焼きます。
熱いうちに粉砂糖をまぶします。冷えたらもう一度粉砂糖をまぶして出来上がり。

ゼミのメンバーも大喜びでした。

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バター:225g 粉砂糖:約120ml バニラエッセンス:少々
粉:270g 塩:小さじ1/4 みじん切りクルミ:約100g 
200℃ 10‐20分
まぶす用の粉砂糖  

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専門科目「フードコーディネート論」のご紹介

2022年03月03日

京都ノートルダム女子大学生活環境学科の専門科目「フードコーディネート論」のご紹介です。

食環境は食事のおいしさに影響を与えます。
食生活を豊かにするためには、食卓のしつらえにも気を配り、雰囲気を盛り上げることが大切です。

そこでフードコーディネート論では、実践的にテーブルコーディネートを学びます。
今年度も受講生たちはグループに分かれてそれぞれテーマを設定し、講義で学んだ知識を活かしながら協力してテーブルを飾りました。



今回のテーマには、「クリスマス」や「バレンタインディー」、「春のお茶会」といった行事や季節を楽しむものだけでなく、「おばあちゃんの退院祝い」といったなかなか細かいシチュエーションのものもありましたよ。

赤いコーディ



今はコロナ禍で会食を控える状況が続いていますが、遠からず大勢が笑顔でわいわい食卓を囲める日が来るといいですね。
  

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願いを叶える「なす」のこしかけ

2022年02月21日

野菜「ナス」に関する、うんちくを紹介します。

京都市には東寺、仁和寺、法観寺、醍醐寺と4つ寺にある五重塔が有名です。
もう少し南まで足を延ばすと京都府の南山城に国宝の五重塔(海住山寺(かいじゅうせんじ))があります。

<海住山寺の国宝、五重塔>
五重塔


この境内を訪れたとき見つけた「願いを叶えるなすのこしかけ」を紹介します。
「なすの花は一つの無駄もなく実を結び、また「成す」と語呂が同じことから、努力は報われ願いはかなえられるという縁起を含んでいます。」と説明されています。なるほど・・・。

<なすのこしかけ>
茄子の腰掛
うんちく


食卓によく登場する茄子ですが、ありがたい。。。。茄子を見る目が変わるかも。
以上、だれかに自慢したくなるうんちくでした。  

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キャラメルを手作り!

2022年02月14日

本日は、2月14日バレンタインデーです。
とってもおいしい キャラメルのつくり方を紹介します。
興味ある方は、ぜひ試してみてください。

キャラメルのレシピです。
<材料>
生クリーム(動物性乳脂肪40%以上)200ml
グラニュー糖160g
はちみつ48g
水40ml
バター16g

<手順>
1.バター以外の材料を鍋に入れて加熱します。
2.ブクブクと泡立ってきます(写真1:地獄のようなブクブクですが心配しないでください)
3.119℃から120℃くらいになったらバターを入れ混ぜます
4.ワックスペーパー(クッキングシート)を敷いたバットに流し入れます。
5.固まったら適当な大きさにカットして、ワックスペーパーなどで包み、完成!

(完成したキャラメル)
キャラメル完成

(写真は手順2のブクブクした鍋の様子)
鍋ブクブク



  

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生活環境学科の実習は??

2021年12月08日

京都ノートルダム女子大学生活環境学科では、1年生の後期に学科で学べるさまざまな分野の実習を行います。
今日はその実習を紹介しますね。

「装う」 なんと不織布でウェディングドレスを作ります!


「食べる」 肉じゃがを作ります!



「営む」 人生の山あり谷ありをゲーム形式で勉強します!(ゲームは第一生命様より提供)



皆さん、とても楽しく学んでくれています!




  

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基礎演習Ⅱ「食べる」 日常の食事

2020年03月12日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科には、「基礎演習Ⅱ」の授業があります。
衣、食、住、家族、福祉分野の演習を通して学ぶ1年次生の必修科目です。

前報は「家族」分野の演習の紹介でした。
本報は「食」分野 の演習を紹介します。

食べる① 日常の食事

この授業の目的は、日常の食事作りを通して、調理技術の基礎、食事マナーを学ぶこと、学生間のコミュニケーションを図ることです。
千切り、櫛型切り、小口切り、賽の目切りなどきり方の基礎を学びます。
また、箸、お椀の持ち方等のマナーや、配膳の仕方などを楽しく学びます。
3人から4人の少人数で調理をします。ごはんは土鍋で炊きます。
もっちりとしたおいしいご飯が炊けます。こちらはどの受講生にも大好評です。

食べる1

食べる2


  

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中央卸売市場との連携事業 (食育ワンダーランドの参加)

2020年01月20日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科は、
1年次に衣食住、福祉領域を幅広く学び、そのうえで自分が関心ある領域の専門性を深く追求することができる学びができます。

産学連携活動を活発に行っていることも、学科の特徴です。

京都中央卸売市場との連携事業(食育ワンダーランドへの参加) を紹介します。

今回、家庭科教育法受講生たちが、食育ワンダーランド(2019年11月10日)において、地域のこどもたちに食育活動をしました。
牛がどのように育てられて、肉になるのかについて、紙芝居、ジグソーパズル、牛の模型を用いてわかりやすく説明しました。
子どもたちはとても関心をもって熱心に聴いてくれました。

(活動の様子)
食育1

食育2

  

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