ひとつの木造住宅を取り上げ、その住宅の平面図、立面図、断面図の手描きトレースをします。
そして、授業終盤に住宅の「立体模型」を作成することで、空間認知力を養います。
図面を描いているときとは違い、3mmや5mm厚のスチレンボードを、ステンレス定規をあてカッターナイフで、パーツを切り抜いていくという作業です。
住宅模型は 施主さんに立体の形で完成予想建築物を提示する、重要なプレゼンテーションの道具です。
図面同様、いかに美しく、精度高く仕上げるかが大切です。
外壁の小口をみせないような工夫も必要です。
完成した模型はスマホを通しのぞき込むと、まるで模型に入り込んだかのように、リアルなサイズ感で認識できます。
完成した模型をスマホでのぞき込む瞬間が、模型製作の醍醐味です。
写真は、製作途中の様子です。