食物学領域の授業、「アドバンストキュイズイーン(発展調理学実習)」では、世界の食文化を学びます。
そのひとつとして、タイ王国に約700年前から伝わるフルーツ・ベジタブル・カービングに挑戦しました。
タイの人々は豊富に収穫される野菜や果物に小さなナイフ一本で草花を立体的に彫り、食卓に彩りを添え、もてなしの気持ちを表現するのです。
最近では石鹸やキャンドルにも彫刻が施されるようになり、室内装飾品としても人気を集めています。
異国の華やかな食卓に思いを馳せながら、受講生は大根、人参、かぶから個性豊かな花々を彫り、初めての作品を仕上げました。
(大根のマーガレット)