「基礎演習Ⅱ」という科目は、
衣、食、住、家族、福祉をテーマに体験学習を通して、幅広い学問領域にふれることが目的です。
今回は、住居学分野 「住まう」を紹介します。テーマは "光について学ぶ" です。
科目の目標は、
①光の量(明るさ)の測定方法を学び、適切な明るさを知る
②光源(光の質)について理解を深める
③雰囲気演出のための”ランプシェード”を作成、光と素材の関係を体験する
①光の量の測定: 照度計を用いて 教室の各所の照度を測定します。
照度の値(ルクス)を用いることで、明るさの程度を客観的に数値で示すことができます。
②光源の質: 電球の種類によって 発光の原理が違うこと、光色(色温度)によって照らされたものの見え方が変わることを、実験模型をつかって体験します。
③シェードの制作: ペットボトルに和紙を巻き付けるランタンをつくって光の透過性、色の見え方を確認します。
光を通せば、古紙のくしゃくしゃも 趣のある陰影へと素敵に変身、光のマジックを体験します。
皆、それぞれ好きな型紙をつかってつくりました。
(作ったシェードに光を透します)
身近なところにある光ですが、光の特性を知り、うまく活用することで、省エネに貢献したり、へやの雰囲気をアップすることができることに気づいたようです。実生活で是非、役立ててほしいですね。