ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

基礎演習Ⅱ「住まう」 光について学ぶ

2020年03月25日

基礎演習Ⅱ(1年次 必須科目)

 「基礎演習Ⅱ」という科目は、 
 衣、食、住、家族、福祉をテーマに体験学習を通して、幅広い学問領域にふれることが目的です。

 今回は、住居学分野 「住まう」を紹介します。テーマは "光について学ぶ" です。 
シェード3つ

 科目の目標は、
   ①光の量(明るさ)の測定方法を学び、適切な明るさを知る
   ②光源(光の質)について理解を深める
   ③雰囲気演出のための”ランプシェード”を作成、光と素材の関係を体験する
 
 ①光の量の測定:  照度計を用いて 教室の各所の照度を測定します。
   照度の値(ルクス)を用いることで、明るさの程度を客観的に数値で示すことができます。
照度計 (照度計)


 ②光源の質:  電球の種類によって 発光の原理が違うこと、光色(色温度)によって照らされたものの見え方が変わることを、実験模型をつかって体験します。
光模型実験(光源比較実験)


 ③シェードの制作:  ペットボトルに和紙を巻き付けるランタンをつくって光の透過性、色の見え方を確認します。
  光を通せば、古紙のくしゃくしゃも 趣のある陰影へと素敵に変身、光のマジックを体験します。
  皆、それぞれ好きな型紙をつかってつくりました。
学生とランタン
(作ったシェードに光を透します)

 身近なところにある光ですが、光の特性を知り、うまく活用することで、省エネに貢献したり、へやの雰囲気をアップすることができることに気づいたようです。実生活で是非、役立ててほしいですね。








Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ住居学領域