「食品加工学(実験を含む)」という授業があります。
この科目は、2年次になったら履修ができます。フードスペシャリスト受験資格を希望する人は必ず履修をします。
この日は、卵の加工の学習で、マヨネーズを作りました。
調味料(卵黄と胡椒、砂糖、塩など)をよく混ぜた後、まず酢を加え、次に油、その次にまた酢を加え、最後に油をまた加えて攪拌します。
攪拌の速度や、材料の添加の仕方にコツがあります。
このマヨネーズづくりは、「水中油滴型のエマルション」をいかに上手に調整するかということに注意しつつ、乳化剤 (卵黄中のレシチン) の働きについても理解してもらいます。
そして、調整したマヨネーズは、音叉式粘度計で粘度を測定します。粘度は、市販品よりも小さいですが、味は、ソフトでおいしく出来上がります。
加工したマヨネーズでサンドイッチも作りました。
履修者全員でサンドイッチと紅茶を試食しました。