産学連携活動を活発に行っています。
2年生の必修科目「福祉生活デザイン基礎演習Ⅲ」は、学外に出かけて衣・食・住・福祉に関する事業や実態を体験的に学びます。
今回は、京の食文化ミュージアム あじわい館で学習しました。
あじわい館は、京都市中央市場にあり、 伝統的かつ創造的な京の食文化の素晴らしさを一般の人に実感してもらうために、また市場及び地域の活性化を図るために開設されました。
京都ノートルダム女子大学と産学連携協定を結んでいます。
研修は、
まず、中央市場に関してDVDを鑑賞し学びました。
次に、野菜ソムリエプロの、川添智未先生より、京都の行事食について展示模型を使い、丁寧に教えていただきました。
そして、調理室にて 京風白味噌雑煮の調理を体験しました。
昆布の種類によって出汁の風味や色が違い、京都は利尻昆布が好まれること、鰹節との合わせだしのとりかた、野菜の皮の剥き方、切り方など、一から教えていただいたのち、3つの班に分かれて調理しました。
白味噌のしっかりした甘みと、やさしい出汁の風味の、おいしい白味噌雑煮ができあがりました。
書籍を読んだり、レシピをみての調理や学習ではなかなか知り得ない、五感を伴う学びができました。
体験学習の重要性を改めて感じた、有意義な研修でした。
あじわい館の皆様、川添先生、ありがとうございました。
<京都中央市場について勉強>
<京都の行事食の模型を前に>
<さあ、これから調理体験!>
<見た目も美しく、おいしい白味噌雑煮の完成!>