「福祉生活総合コース」の授業を紹介します。
「福祉コミュニティの実践」
ステンシル体験-年賀状作り-(11月30日)
「福祉コミュニティの実践」は、地域にある課題に目を向け、それを解決するために、何ができるかを考え、企画、立案、実践する学生主体の授業です。
1年間を通して、学生一人ひとりが何をどのように実践するかを検討し、実践するのですが、今年度は、高齢者の孤立や栄養の偏り、障がい者に対する理解の促進、就労支援事業所の賃金向上等を課題と考えました。
それらを解決するために、高齢者の地域サロンを開催し、そこで、障がい者就労支援事業所で取り組まれているステンシルを使った年賀はがきづくりを障がい者ご自身に教えていただきながら、高齢者一人ひとりが思い思いの年賀状を作りました。
ステンシル体験を待つ間には、間違い探しクイズにチャレンジしていただくように準備もしました。また、お昼には障がい者就労支援事業所で作られたお弁当を参加者みんなで楽しくいただきました。
みなさんからは、
ステンシルが初めての体験で、楽しく素敵な年賀状ができて、年賀状を送るのが楽しみ、
やさしい味のお弁当で、みんなと一緒にお話ししながら食べることができて、楽しいひとときでした、
などのご感想をいただくことができました。
当日は、学生たちも緊張の面持ちで、何事もなく無事に終えられるかどうか心配していましたが、大きな問題もなく、無事に終え、ご参加くださったみなさんが笑顔で過ごしていただく姿にほっとしていたようです。