学科では、3年生を対象に 「キャリア特論」を10月より毎月1回実施します。
これは、就職活動を開始するための準備の授業で、企業や職種に関する知識を得ること、大学のキャリアセンターの活用方法を知ること、4年生の内定保持の先輩の就活経験をきくというものです。
11月4日は、就活スタートアップ講座の第2回「SPIの結果から企業は何をみようとしているのか?」が開催されました。
本日の講師は、(株)リクルートキャリアの藤井氏です。
今回のお話は、
SPIとはどんなものか、何を測るものか、SPI以外の就職テストにどんなものがあるのか、など基礎的なことから始まり、自己PRの仕方まで、盛り沢山の内容をわかりやすく、丁寧に教えていただきました。
就職活動というと、学生はどうしても自分サイドから自己PRをしてしまうものですが、「企業目線を知る」ことをしっかりと教えていただきました。
SPIについては、
企業がどんな目線で学生を判断しようとしているのか、自社の求める人材に近いかどうかは、SPI検査の項目から見えてくるというということ。
また、面接では見えにくい、その人の資質(ポテンシャル)を知るためのものであること、など
SPIが単なる能力テストではないと教えていただきました。
また、内定取得後に、就職予定先への不安がない人は、
「就職先をよく理解できている人」であったり、「就職先から理解されているという実感がある人」だということから、単に内定をもらうことを目的にするのではないということも教えていただき、 しっかりと企業研究をするようにとのアドバイスをいただきました。
お話だけではなく、「企業目線の自己PR」ができるよう、会場で学生に実践的なワークもしていただきました。
ワークは「性格検査の結果をもとに自分の強みを整理する」や、「自己PRの基本設計図の作成」でした。
企業サイドからの貴重なお話をわかりやすくしていただきました。
就活にこれから臨む学生らにもわかりやすく、説得力のあるお話でした。「企業目線の自己PR」がしっかりできることと思います。
最後に、自己分析、仕事研究をし、エントリー先の企業のリストアップを進めていきましょう、と学生らにエールを送ってくださいました。
藤井様、ありがとうございました。