ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

学科からお知らせの記事

受験しようかどうか迷っている人、必見! (その2:入学後に気づいた魅力) 2019年4月の新入生アンケートより

2020年01月13日

福祉生活デザイン学科 一般入試やセンター入試で入学した2019年4月の新入生アンケートより(その2)

受験しようかどうか迷っている人、必見! 前報(その1)は新入生アンケートから「何が入学の決め手」になったのかを報告しました。
今回は質問その2。
本学科の「入学後に気づいた魅力」です。入学して半年たったところで 「入学後に気づいた魅力」を挙げてもらいました。半年学んで、どんな魅力に気づいたのでしょう。

それでは、まず第3位。同率で2つ解答がありました。

「先生が優しい」「少人数で学びやすい」の2つがランクインしました。

第3位 「先生が優しい」
「先生が親切」、「先生が優しい」。ちょっと大学の入学後の魅力として挙げられたものとしては意外かもしれません。福祉生活デザイン学科の先生は学生さんの結果で判断せずに「プロセス」を大切にしています。自分なりに一生懸命、全力を挙げて臨んでいる学生さんに対してはたとえ結果が十分でなくても「良く頑張ったね」と声をかけています。大学はまだまだ成長の場です。成長を大切にする姿勢が先生たちにみられる結果かもしれません。

そしてもうひとつの第3位、「少人数で学びやすい」、これは入学の決め手にも挙げられていましたね。「少人数なので先生に質問しやすい」、「ゼミとか少人数だから深く教えてもらえる」などが挙げられています。1年生から始まる基礎演習では2年間10人前後のクラスで担任の先生とともに福祉生活デザイン学科の基礎を学びます。たとえば基礎演習Ⅰでは大学での授業の受け方のコツやレポートの書き方について集中して学んでいきますし、基礎演習Ⅱではすべての領域の「実習」を体験していきますが、このクラスがホームルームのような役割を果たしています。あれこれ何でも相談できるサイズのクラスです。

続いて第2位。第2位 はなんと「校舎がきれい・整っている」です。
「校舎がキレイ」「教室がきれい」といった施設がきれいという回答や「さまざまな設備があるので過ごしやすい」「設備が整っている」という施設が整っている回答が第2位です。なかでも学生のイチ押しは「トイレがきれい」。いつも清掃の職員さんがあちこちで黒板やホワイトボード、そして廊下からトイレまでをきれいにしてくださっています。ホームページからは分からない、本学の魅力ですね。

そして栄えある第1位は…第1位 「幅広く学べる」 です。これも「入学の決め手」にも挙げられていましたね。実際に入学して半年、いろいろな学びを体験して「学科の中身の種類の多さ」、「広い範囲の学習」として挙げられていますが、「1年間各分野を学ぶことができるところ」と挙げられている回答もありました。1年生でひととおり学び、2年生から自分の専門を決めて深く学ぶ。本学科の最大の魅力です。入学後、改めてしっかりと気づいていただけるようです。

さて、ホームページや見学ではなかなか気づけない「本学科の魅力」を知っていただけましたでしょうか。みなさまのご入学をお待ちしておりますね。

集合写真(フレセミ)
              (2019年4月 フレッシュマンセミナーでの集合写真)
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

受験しようかどうか迷っている人、必見!(その1:入学の決め手) 2019年4月の新入生アンケートより

2020年01月06日

福祉生活デザイン学科 一般入試やセンター入試で入学した2019年4月の新入生アンケートより(その1)

受験しようかどうか迷っている人、必見!
一般入試やセンター入試で、京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科に入学した1年生に、次の質問の回答をお願いしました。その結果をご報告いたします。見学に来たことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は大学案内やホームページで大学の魅力を調べているかと思います。そんなあなたにお伝えしたい「入学の決め手」についてレポートします。

まずは質問その1。
京都ノートルダム女子大学現代人間学部福祉生活デザイン学科に、入学の際の「決め手は何でしたか」です。入学した生徒さんは何を「決め手」にしたのでしょう。

それでは、まず、第3位は「少人数で学びやすい」
「少人数でサポートしてくれそうだから」、「少人数での授業があるところ」などの回答が挙げられました。少人数で学べるということは、学生と先生の距離が近くなり、先生と世間話をしている様子もよく見かけます。そして授業やその後に質問もしやすいのでさらに深く学べます。少人数教育のさまざまなメリットが挙げられています。

そして、第2位は ……「幅広く学べる」です。
「様々な学びができる」、「幅広い学び」そして「福祉を含めて生活デザインを学べる大学はこの大学しかない」と回答した1年生もいました。衣・食・住・家族・ビジネス・社会福祉・精神保健福祉まで幅広く7つの領域を用意し、学べる学科は全国でもほとんどみられません。なぜこのような学びを用意しているかというと、人の暮らしにはさまざまな要素が重なっていてどの領域の知識も重要だからです。ですので卒業論文のテーマも多様。たとえば子どもが楽しめ安全なこども園の設計、食べやすくしかも美味しい高齢者の食事、そして住みやすい住宅、車椅子利用者のファッション、あるいは精神的に不安定になっている人の家族の支援、子どもが熱中する「食べ物」など、この7つの領域はすべてからみあっているので、幅広く学べる用意をしています。

そして第1位は「学びたいことが選べる」でした。
もちろん、大学選びの一番の理由は自分の学びたい学びが用意されているかですよね。
「学びたい分野があったから」、「将来就きたいと思っていた学びがあったから」などです。しかも入学者の傾向としては、ひとつの分野だけではなく、「ファッションとインテリア」「社会福祉士と食」などの複数の領域に興味をもって入学されています。

さてご参考になりましたか。次報(その2)では、「入学後に気づいた魅力」についてご報告します。どんな魅力に気づいたのでしょうか。お楽しみに。

ゼミの写真
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

京都府北部福祉フィールドワーク研修報告会

2019年12月30日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部福祉生活デザイン学科は、生活科学(衣・食・住・家族)と福祉(社会福祉・精神保健福祉)の領域があります。1~2年次はこれらの領域について幅広く学び、3年生から専門性を深めていく学びができます。

京都府北部福祉フィールドワーク研修報告会を実施しました。(2019年12月5日)

これまで2年生の社会福祉コースの学生たちが参加する京都府北部福祉フィールドワーク研修に
今年も夏休み後半の9月に参加することができました。

その研修の報告会を行いました。
研修参加の3グループにより発表が行われました。受け入れ法人の舞鶴市の大樹会氏も発表を見学に来ていただきました。

学生たちは学内初の発表に、緊張気味でしたが、フィールドワークでの貴重な経験をしっかりと自分たちの言葉でまとめて話してくれました。
この研修で、子ども、障がい者、高齢者に直接出会い、地域での共生の大切さについての学びを深めて戻ってきたようです。
社会福祉士をめざす学生らにとって、来年の夏休みに始まる「ソーシャルワーク現場実習」に向き合う意欲を高めることができた、貴重な研修の振り返りとなりました。

フィールドワーク発表3

北部フィールドワーク発表1

北部フィールドワーク発表2


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ福祉学領域

キャリア特論(その2) (就職内定の4年生先輩の体験談をきく) #キャリア支援

2019年12月24日

京都ノートルダム女子大学 福祉生活デザイン学科は、学科の3年生を対象に、教員が一丸となって、キャリア支援をしています。
キャリア特論はその活動の一環です。


2回目のキャリア特論のテーマは、

「就職内定の4年生の先輩から就職活動の体験談を聴く」 です。

3人の内定者の4年生が体験をお話してくれました。
  Nさん(ヒガシマル醤油株式会社)
  Iさん(株式会社良品計画)
  Mさん(介護老人福祉施設)

就職活動を始めた時期や方法は? 自己PRで伝えた内容はなに? 現在の内定先に決めた理由は?、
就職活動中につらかったことと、それを乗り越えた方法は? 
後輩へのメッセージなど 話ししてくれました。

それぞれに就職活動の仕方や、就職活動に対する捉え方など、三者三様です。
就職活動も、他人の動向に左右されるのではなく、「主体的に」「自分らしく」されていたことがわかりました。

レジュメ

最後、質疑応答では、3年生から沢山の質問がありました。

 Q1:就職でSPIは大切ですか?
 Q2:時事問題を問われることは多かったですか?
 Q3:面接で話す内容や話す文章は事前に決めていましたか?
 Q4:私は緊張しやすいのですが、面接直前にリラックスするにはどうすればよいですか?

先輩たちからの回答は、

  A1: SPIをする余裕があるならした方がよい。/ SPIを最初から避けるよりも、会社の選択肢が増える。 / しっかりと計画的にSPI対策をした。/ 友人と一緒に同じ本を使って教え合いながらやった。

  A2:”あなたのワークライフバランスを教えてください”と尋ねられた。/ 日頃から新聞に目をとおして、社会情勢に敏感であった方がよい。 / 私は就職活動を意識してから毎日新聞を読むようにしていた。

  A3:決めていた。 / 返答の際、「なぜ」そう考えたかを説明するようにした。 / 面接が終わったら、必ず振り返りをし、次回に活かすようにした。

  A4:ライバルだけど同じように面接に来ている子と話してリラックスした。 / 音楽を聴いたり、深呼吸をするなどした。


 先輩たちの貴重な経験が、後輩たちに受け継がれていくことを、教員一同、願っています。

対談






  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

中央卸売市場との連携事業 (肉祭りへの参加)

2019年12月16日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科は
産官学連携事業を活発に行っています。

衣、食、住、福祉と生活にかかわる領域を、幅広く学んだ学生らが実践的に社会活動に参加します。

本学科と京都中央卸売市場は連携事業を行っています。

今回は、家庭科教育法受講生たちが、肉祭り(2019年10月6日)において、オリジナルリーフレットを作成し一般市民の方々に配布しました。
このリーフレットは学生たちでデザインして作成しました。新しく開発した牛肉を使用したオリジナルメニューも掲載しました。
肉祭り会場(京都市岡崎公園一帯)おいて300部を配布しました。


リーフレット1
(デザインしたリーフレット)

リーフレット2
(開発したオリジナルメニュー)



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ食物学領域産官学連携活動

「ゼミ分属説明会」 開催しました  #研究室 

2019年12月12日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科の学生は、
1,2年生は基礎ゼミ、3,4年生は研究のため専門ゼミに所属します。

3年生からどの研究室のゼミに所属するかは、
ゼミ選択説明会で教員から研究内容やゼミ活動の説明をきき、希望のゼミを申告します。

分属説明会の様子
(分属説明会の様子:皆さん熱心に説明をきいています)


例年、2年生は12月中旬に開催する「ゼミ選択説明会」に参加します。

これから約1か月の間、学生は関心のあるゼミ教員を個別に尋ねたり、自分のキャリアや専門の方向性を見極めるなどし、希望申告します。
ゼミは1月下旬に決定します。

ゼミは10あります。
  装いの心理学ゼミ、 衣環境学ゼミ、 健康と食ゼミ、
  食生活デザインゼミ、 住環境学ゼミ、 家族関係ゼミ、
  人間関係をめぐる共生と福祉ゼミ、 精神保健福祉ゼミ、
  地域福祉と活動ゼミ、 障害者福祉ゼミ


分属説明会資料
(各ゼミの情報は、冊子にまとめて配布します)
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

公開講座「ソーシャルワークの潮流〜過去・現在・未来」実施報告

2019年12月10日

11月23日に本学にて、公開講座を開催しました。

テーマは、「ソーシャルワークの潮流〜過去・現在・未来」

内容は、  第一講座:キリスト教社会事業家の事業と思想(室田保夫特任教授)
     第二講座:病いと生活を支えるソーシャルワーク(小西加保留 特任教授)


 室田先生は、キリスト教社会事業家の先駆者の話しをしてくださいました。
石井十次、留岡幸助、山室軍平といずれも福祉の教科書には必ずといっていい著名な事業家について説明をしてくださいました。
特に山室軍平とその妻山室機恵子の活動については救世軍活動と愛隣隊活動について年表や当時の写真を交えて説明していただきました。

 小西先生は、医療を取り巻く環境の変化、医療機関の変化を図表を交えながら説明してくださいました。
また医療機関で働くソーシャルワーカーについて、医療ソーシャルワークの現場事例を紹介してくださり、困りごとに対応する援助の在り方、社会資源の紹介など実際の医療ソーシャルワークの状況の解説をしていただきました。

 質問コーナーでは市民参加者の方から熱心な質問が寄せられてお応えいただくことができ熱心な講座を実施することができました。 

チラシ公開講座
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

11/16 公開講座 「京都でつなぐ多様な家族と社会」を開催しました

2019年11月30日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科は、
11月16日(土)に公開講座「京都でつなぐ多様な家族と社会」を開催しました。

公開講座 会場(ひとり親)

まずは、本学科の青木講師(家族領域)が、社会の変化と家族を取り巻く現状について、日本社会とデンマーク社会を比較しながら講義をされました。

続いて、特定非営利活動法人 京都いえのこと勉強会理事長で、ひとり親世帯の父親として3人の息子を育てた木本努氏による講演がありました。

奥さまを突然亡くされたあと、仕事一筋だった木本氏は当時3歳、6歳、11歳だった子どもたちを育てるために、仕事と家事・育児を一人でこなさなければならなくなりました。料理の仕方も洗濯機の動かし方もわからず、毎日がいっぱいいっぱいの状態でしたが、ある時、ママ友の「おせっかいだけど…」という一言からサポートの輪が広がっていきます。

その後、ブログで情報を発信したりNPOを立ち上げたりするうちに、今度は木本氏自身が同じような立場の人に手を差し伸べる「きっかけづくり」を始めます。現在では、NPOの活動や講演活動のかたわら、女性の就労支援活動にも携わっておられます。

長らく日本社会には、「よその家族には干渉しない」風潮が浸透し、都心部では隣人の顔すら知らないことが珍しくありません。そんな社会だからこそ、ちょっとした声掛けやつながりが、社会で孤立していた誰か(あるいは、どこかの家族)を救うのだということを感じられる講座でした。


公開講座(ひとり親)講師
(木本氏と青木講師)
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

卒業論文、頑張ってます!

2019年11月23日

京都ノートルダム女子大学の4年生は、どの学部学科も卒業研究論文の提出は 12月1日です。

福祉生活デザイン学科の4年生も締め切り日が迫る中、日々頑張っています。

卒業研究論文を仕上げるということは、
単に調査や実験の研究成果をまとめるだけでなく、
研究テーマを定めるにあたっての社会背景、関連する先行研究の紹介、研究の手法の説明、研究成果がどう社会に還元できるかの提案、などなど多くの内容を記述します。

それを、「出版のルール」に則り、一冊の論文に仕上げていくのです。

論文を仕上げることで、論理的な考え方、説得力のある説明の仕方、わかりやすい図や表を作成するスキル、情報・資料を収集し整理する力など、多くのスキルや力が身に付きます。

4年生は12月に卒業研究論文を提出したのち、1月に口頭試問があります。口頭試問では、自分の研究を説明し、教員からの質問に答えます。
この一連の行事を乗り越え、晴れて卒業です。

締め切りまであともう少し。頑張って!!

卒論中


卒論頑張り中
夜遅くまで卒論に取り組んでます


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

キャリア特論(その1) (学科の就職活動支援) #キャリア支援

2019年11月16日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科は、
3年生への就職活動支援として、後期授業から毎月1回「キャリア特論」を開催しています。

これから就職活動をはじめる3年生に、就活のイロハ(就職とは、業界と業態とは、SPIとは、自己分析、企業研究の方法など)を伝え指導するとともに、すでに内定を獲得した4年生からナマの就活体験の話を聞く機会もあります。

本日は(株)リクルートの藤井氏がお話くださいました。
多くの企業で採用試験の一部として活用されているSPIについて教えてくださいました。
SPIとは何を測るものなのか、SPIの内容は、SPI性格検査で何がわかるのかなどなど。

お話の後、学生から、
 Q1 : SPIは努力次第で変わりますか?
 Q2 : 就活は何から始めたらいいのでしょうか?
 Q3 : 自分の専攻とは異なる業種に就職したいのですが、可能ですか?

など素朴な質問が寄せられました。

これらに対して藤井氏から、
 A1:  慣れる(努力する)と本番で自分本来の実力が出せるようになります
 A2:  最初の一歩を踏み出すのが一番大変です。まずは自分がこれならできるということから始めてみる。そして次に自己分析や企業研究をやってみるといいでしょう
 A3 : 専攻とは異なる道を選ぼうとする理由をきちんと人に説明できることが大切です
 
など丁寧に回答いただきました。

藤井様ありがとうございました。


次回のキャリア特論は 先輩4年生の就活体験のお話をきく、です。

キャリア特論2回目
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ