ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

福祉学領域の記事

精神保健福祉士の資格をとるには?

2022年02月01日

今日は精神保健福祉士の資格に興味がある方にお知らせです。
京都ノートルダム女子大学では、現代人間学部生活環境学科と心理学科から国家資格である精神保健福祉士が取得可能です。
下の写真は、昨年秋に大学で開催した「精神保健福祉士養成課程集中セミナー」です。



この回も両学科から4年生5名、3年生が11名参加しました。

なぜ日曜日に開催するかというと、本学で精神保健福祉士を取得した先輩に参加いただき、先輩たちの実習・就活・国家試験受験・そして仕事についてお話を伺い、自分の将来を見定めていく機会としているためです。先輩たちが身近な将来のロールモデルのひとつとなればという願いも込めています。

内容は、4年生5名の実習報告、先輩たちの仕事場紹介(作業所2名、総合病院1名、行政2名)や、これからやってくる就活と国家試験受験の工夫について、リアルな本音もたくさん聞けたよい学びとなりました。

これから3年生は実習準備、4年生は国家試験受験対策に本格的に取り組んで行くことになります。


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

生活環境学科の実習は??

2021年12月08日

京都ノートルダム女子大学生活環境学科では、1年生の後期に学科で学べるさまざまな分野の実習を行います。
今日はその実習を紹介しますね。

「装う」 なんと不織布でウェディングドレスを作ります!


「食べる」 肉じゃがを作ります!



「営む」 人生の山あり谷ありをゲーム形式で勉強します!(ゲームは第一生命様より提供)



皆さん、とても楽しく学んでくれています!




  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 食物学領域衣服学領域生活経済・経営領域福祉学領域

生活環境学科 佐藤純先生の京都府シンポジウムでの講演

2021年11月15日

京都ノートルダム女子大学生活環境学科の佐藤純先生が、京都府主催のシンポジウムで講演されています。京都府のホームページからオンライン配信されていますので、皆さん、どうぞアクセスなさってください。

京都府ホームページ
令和3年度DV被害者支援シンポジウム
http://www.pref.kyoto.jp/kateishien/news/symposium.html

テーマ:DV等により精神的課題に直面する人の理解と対応について(50分程度)
講師:京都ノートルダム女子大学現代人間学部教授 佐藤 純 氏
配信期間:令和3年11月12日(金曜日)から11月25日(木曜日)(国の定める「女性に対する暴力をなくす運動」の実施期間)


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域学外連携活動

卒業生の話を聞く 「女性」と「家族」のソーシャルワーク ― 子育て支援の現場から

2021年07月06日

京都ノートルダム女子大学現代人間学部生活環境学科の授業では、生活環境学科の1年生の選択必修の授業に「『女性』と『家族』のソーシャルワーク」という授業があります。1年生は衣食住・家族・ライフプランニング・生活福祉・精神保健福祉という学科の幅広い学びの中から選択必修の授業をいくつか選択して選ぶのですが、今年は約3分の2の1年生がこの授業を選択し受講しています。

この授業で学ぶ最初のことは「女性は『社会的弱者』である」ということです。女性が弱いのではありません。社会的に「弱者」に位置づけられてしまっているのです。最初にこの言葉を聞くと「えっ、そんなことないでしょう。私、そんな経験したことないし」という反応がほとんどなのです。しかし学んでいくうちに、日本のジェンダーギャップ指数は先進国で最下位であること、国会などの議員の女性の少なさ、育児や家事・介護は女性がするものという意識、女性の非正規雇用の多さ、そして給与の少なさなどを知ることにより、「ああ、本当だ」という認識に変わっていきます。そして受講している学生から「差別があたりまえ化すると見えなくなるのだ」という名言がでてくるほど、あたりまえになっていて気づかなかった自分たちの意識にも気づいていきます。

もうひとつ、この授業で受講生が変化していくのは「自分が行動することで社会を変える」という意識です。日本や世界の女性たちの活躍や活動を見聞きすることによって、「自分にもできるかもしれない」、「私も何か行動しないといけない」と考えはじめるようなっています。
















そのような授業の8回目、本学卒業生で市役所の子育て支援部門で活躍している原田愛子さんにゲストでお話ししていただきました。オンラインでお話を伺いました。たくさんの女性が多くの困難に直面し、その中で子ども虐待やDVという形で原田さんの前に現れます。そのたくさんの女性を「決して見捨てない」「決して支援ができないと諦めない」「その人の人生に寄りそって支援する」という原田さんの活動にすべての学生がとても感激しながらお話を伺うことができました。




















学生の感想には、「今回は講師の方に直接お話を聞きいつもの授業よりより身近に感じて学ぶことが出来たなと思います」、「相手の気持ちや言葉などを否定せず、あきらめずにどんな人にも寄り添ってあげる原田愛子さんにとても尊敬の念を持ちました」、「虐待する親も支援を必要としているという視点が大切だと分かった」、「このように一人で悩む人に原田さんのような心強い味方がいると知ってもらう事が一番大切だと思いました」のように子育てに悩む親の思いやその背景がリアルに想像できるようになるとともに、そのような支援にとても魅力を感じているようでした。

















この授業では、今後「DV」や「貧困」という状況にある「女性」や「家族」への支援についてもゲストの講義を予定しています(「貧困」のテーマについて話していただくのも本学卒業生です)。より身近な問題としてさらに学びが深められるようにと願っています。 (文責・佐藤純)






  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

【第2弾】創立60周年記念の焼きドーナツが完成しました!

2021年07月05日

京都ノートルダム女子大学 創立60周年記念の焼きドーナツについて、今日は考案したメンバーをご紹介します!
福祉生活デザイン学科 地域福祉と活動ゼミ所属の西田 礼さん、岡部紗季さん、宇田千紘さん、横江美里さんです(わ~パチパチ)。















「自分たちが考えたものが実際の商品になるというプロセスは非常に貴重な体験だった」
「モノづくりの面白さを実感することができた」
「一からすべてを作ることがとても楽しかった」
「シールのデザインやドーナツの味を決めることなど、みんなで意見を出し合って制作できたことがいい経験だった」
と、ポジティブな感想がいっぱい!

でもその裏には、、、
実際に商品を作ってくださる方々にとって、作業しやすい商品を考えることの大切さ
どんなデザインのシールを貼ればよいか
どんな味にすればよいか、、、などなど
色々な苦労があったそうです(ゼミを指導された酒井先生談)

でも、最後に素晴らしいものが出来上がれば、それまでの苦労も忘れてしまいますよね。






←ドーナツ 完成品
 シールのデザイン、説明書も
 学生さんが考案











←ワークセンターの方々との箱詰め作業





何かを作り上げるとき、色々な人とワンチームで取り組むことの大切さを改めて実感しました!

読んでくださった皆さん、ドーナツ、ぜひお試しくださいね。


<ワークセンター Halle!>
Halle インスタ

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

60周年記念の焼きドーナツが完成しました!

2021年06月16日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科(旧福祉生活デザイン学科)の酒井ゼミ生 西田 礼さん、岡部紗季さん、宇田千紘さん、横江美里さんが中心となり、本学の創立60周年記念の焼きドーナツを考案し、商品化しました!

60周年焼きドーナツ










大学のスクールカラーと5学科のイメージカラーを取り入れた6色の可愛いドーナツです。
ちなみに我が生活環境学科のカラーはオレンジです!味はパッションフルーツとマンゴーなんです。

2020年の後期から、障害者就労支援事業所と協働で、味、パッケージ、シール、説明書などなど、、、色々なことを考え、形にしてきました。
ドーナツに貼ってあるシールは、学生さんが描いたイラストがベースになっています!すごいですね~












この焼き菓子は6月13日のオープンキャンパスに来場くださった方にお配りしました。
食べて見たい!と思われた方は、どうぞご連絡ください。

《↓連絡先》
茶山sweets Halle
TEL 075-706-2402
HalleLine

Halle インスタ







次回のブログでは、開発に携わった学生の皆さんの生の声をお届けします~

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

「社会福祉実習指導Ⅲ」の授業を紹介

2020年12月30日

実習指導Ⅲ 実習終了後の合同振り返り授業(11月26日) を紹介します。

コロナ状況ではありましたが、夏休み期間の実習を乗り切った三年生の学生たちが実習施設領域を超えて集まり「ソーシャルワーク」とは何かということを現場実習からどのように学んだのかについて話し合い、その後模造紙を作って発表をしてくれました。

実習指導Ⅲ-1


実習指導Ⅲ-2



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

「社会福祉実習指導Ⅰ」の授業紹介

2020年12月25日

「社会福祉実習指導Ⅰ」での 体験学習を紹介します。(12月10日)

この時期恒例になっている体験学習です。
アイマスク体験、イヤーパット体験は、視覚障碍者の方や聴覚障碍者の方の不安を少しでも理解できればと実施しています。
こうした経験が来年夏の現場実習にも活かされるはずです。

高齢者体験は、「高齢者疑似体験キット」を使用して「白内障状態」「難聴状態」「腕また足が拘縮している状態」で学内を移動しました。学生は高齢者役と介助者兼観察者役でペアになって行いました。移動の大変さや苦労を経験し、意見交換しました。

実習指導Ⅰー1

実習指導Ⅰ-2

実習指導Ⅰ-3

実習指導Ⅰ-4

実習指導Ⅰ-5

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

ソーシャルワーク現場実習

2020年10月13日

ソーシャルワーク現場実習

社会福祉士の受験資格を取得するために、3年次の夏期休暇中に約1か月(180時間以上)のソーシャルワーク現場実習に取り組みます。
今年度も6名の学生が取り組みました。
そのなかで、伏見区社会福祉協議会で実習に取り組み、最終日(9月23日)に実習を振り返り、
社会福祉協議会とは、社会福祉士とは、ソーシャルワークとは何かということについてまとめ、お世話になった職員のみなさんの前で発表しました。

約1か月間に取り組んだ事業の内容、その1つである日常生活自立支援事業利用者宅同行に着目し、利用者と職員の関わりから、社会福祉士として大切な要点をまとめました。さらには、人口推計等から未来の地域を想像し、今後も社会福祉協議会が求められる状況を自分なりに考え、その役割の重要性についてもまとめました。

職員のみなさんからは、実習中の様子、発表の内容、実習への向き合い方等を踏まえ、コメントをいただきました。

実習生は、緊張しつつも、自分の学びをしっかりとまとめ、考察し、発表を終えました。実習の充実感と無事に終えることができたという安堵の気持ちでいっぱいだったようです。

実習でお世話になった伏見区社協のみなさん、ありがとうございました。

ソーシャルワーク現場実習20201010
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域

飛鳥井ワークセンターの見学(2020年7月15日)

2020年07月29日

飛鳥井ワークセンターの見学(2020年7月15日)
地域福祉と活動ゼミ

今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により、例年実施してきた飛鳥井ワークセンターのみなさんが製造されているパンを対面で販売することができない状況になりました。

それでも何とか活動したいというゼミ生の思いから、販売の可能性についていろいろと模索しました。
その結果、学内パン販売専用の予約サイトを開設し予約販売をおこなうことを考えました。
単に活動したいという思いだけではなく、障害者就労支援事業所の収入もこのコロナの影響で減少しており、少しでも売り上げに貢献したいという思いや美味しいパンを多くの人に食べてもらい幸せな気持ちになってもらいたいという思いから取り組みました。
また予約販売であれば、パンの廃棄が出ることもないので環境にも優しいのではないかと思いました。

例年は、販売を開始するまでに事業所を見学し、パンがどのように作られ、利用者のみなさんの様子なども理解したうえで実施するのですが、コロナの影響で予約販売開始後の見学となりました。しかし、翌日の準備をしておられる様子、店舗で販売されている様子などを目の当たりにして、改めて予約販売で少しでもお役に立つことができればと感じました。
見学に際しては、朝昼の検温、手指の消毒等、感染予防策を徹底しておこないました。

販売店舗(HOLYLAND)
店頭で

利用者との交流
みんなで

明日の準備中
見学中



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 福祉学領域産官学連携活動