ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

2022年10月の記事

明治食育セミナー「チョコレートの世界へようこそ」を開催しました

2022年10月18日

先日、生活環境学科の7つのゼミが合同で、株式会社明治が実施している明治食育セミナー「チョコレートの世界へようこそ」を受講しました。




はじめにカカオ豆からチョコレートができるまでの工程を学びました。
高温多湿の熱帯地方の気候に育まれ、ひとつひとつ大切に収穫されたカカオの実から取り出されたカカオ豆が現地での発酵、乾燥を経て日本に運ばれることを知り、カカオ豆の長い旅路に思いを馳せたり、このカカオ豆が関西では高槻市の工場でチョコレートになっていることを聞き、電車の車窓から見える大きな板チョコの看板を思い出したりして、チョコレートの魅力にあらためて気づきました。

また、Bean to Bar(カカオ豆から板チョコまでの一貫製造)チョコレートのテイスティングを行い、産地による風味の違いを実感しました。

さらにチョコレートを通して行われている企業のSDGsへの貢献についても学び、過酷な環境でカカオを栽培している人々の暮らしを考える契機にもなりました。

甘く、そして少しほろ苦いチョコレートの世界・・・5千年以上前から人類とともに歩んできたチョコレートの奥深さに触れ、チョコレート尽くしの時間はあっという間に過ぎていきました。



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 食物学領域

食品加工の実験紹介!(塩分測定)

2022年10月06日

今回は食品加工演習室で行っている簡単な実験(食品の塩分測定)の様子を紹介します。

試料は淡口醤油、濃口醤油、減塩醤油、ナンプラーなどです。
写真は塩分濃度を測る実験道具です。
実験機材


醤油を10倍に希釈するために、駒込ピペットで「1.000g」を電子天秤で測っているところです。
希釈の様子


化学実験の経験がなくても丁寧な説明によって皆さん正確にできるようになります
次に9mLの純水を加えて10%溶液を作りました。その後、塩分計で測定しました。

最後は、各グループの測定値をパソコンに入力し、比較・検討しました。
醤油以外に、梅干し、インスタントスープ類など、多くの食品の塩分濃度を測定しました。たくさんの試料を測定しましたが、受講生はとても熱心に取り組んでくれました。
データ入力



  

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