ラボ・Letter

【京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科】

2021年4月 「生活環境学科」が始動しました
生活科学、家族、生活経営・経済、精神保健福祉の領域からQOLを追究する学科ブログです
授業の様子、研究紹介、コラムなどを手紙(Letter)のように綴ります

2022年12月の記事

2022年度 ソーシャルワーク現場実習報告会を開催いたしました

2022年12月27日

2022年12月13日にソーシャルワーク現場実習報告会を実施いたしました。

今年度は夏期休暇中に福祉生活デザイン学科3回生9名が社会福祉施設や医療機関でソーシャルワーク現場実習を行いました。初めに学生が実習で学んだことを発表し、その後、グループでディスカッションを行いました。
グループディスカッションではソーシャルワーカーの役割について話し合いました。

学生からは、「クライエントと信頼関係を築き、その人の強みを発見し、自己決定を大切にしながら寄り添う姿勢が必要になる。」
「ジレンマに出会ったときに、どう感じるか、どう対応するかは自己覚知をして自分の傾向を知っておくことが大切である。」
「当たり前の暮らし、生活の視点を大切にして、その人の力を引き出し、伸ばすことが重要だと思った。」
「雑談から本人の考えや想いを確認することで本人が気づいていないニーズや課題を明確にする。」
「社会資源はたくさんあるが、利用者本人にとって何が必要なのか判断することが求められる。」

といった発言があり、多くの気づきがあったようです。
主体的に実習での学びを深めることができたと思います。

報告会1

報告会2

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ福祉学領域

クッキーの教会を作成しました

2022年12月24日

食生活デザインゼミでは、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家でお馴染みのヘクセンハウス(ドイツ語で魔女の家という意味)作りに挑戦しました。


夏頃から設計図を書いて、クッキー生地を何度も焼き強度試験を繰り返して・・・ゼミの3年次生7人が一丸となって取り組み、ココアクッキーで高さ47cm、横幅30cm、奥行き15cmの教会を完成させました。

緑色のキャンディを流し込んで作った丸窓は、ライトを当てると幻想的に光り、
アイシングの雪やマジパン細工が優しく教会を包みこんでいます。


クリスマスまではユージニア館入り口に、1月にはテレジア館入り口に飾っています。
見る人すべてに穏やかなひとときが訪れますように。

クッキー教会001



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 食物学領域

クリスマスイベントを実施しました!(福祉コミュニティの実践)

2022年12月23日

オレンジカフェで、クリスマスイベントを開催しました!

福祉コミュニティの実践では、1年を通じて、地域の課題を理解し、その課題解決に向けて、自分たちにできることを考え(企画・立案)、実践するという履修者主体の活動に取り組んでいます。

今年度は、コロナ禍における高齢者の交流の場を作りたいとの思いから、高齢者の集いの場であるオレンジカフェでクリスマスイベントを企画しました。

12月17日(土)に実施し、参加者のみなさんは、普段なかなか交流できない学生企画のイベントということで楽しんでいただくことができました。
内容は、学生がクリスマスソングを演奏し、参加者のみなさんで合奏、合唱したり、演奏をBGMにサンタクロースやクリスマスツリーなどの下絵に色とりどりの色紙で貼り絵をしていただくというものです。

学生たちは、とても緊張しつつも、準備してきた内容をしっかりと実践し、参加者のみなさんに喜んでいただけたことで、充実感を味わっていたようです。

これから始めます 
これから始めます。 よろしくお願いします。

貼り絵 
演奏をBGMに 貼り絵タイム

合唱 
クリスマスソングを合唱

完成1 
完成でーす

完成2 
完成でーす

笑顔 
皆さんの笑顔が素敵ですね。

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ福祉学領域

税金と財政について受講しました(「現在社会と家庭経営」より)

2022年12月19日

京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科には、1年次生を対象とした「現代社会と家庭経営」という科目があります。

この授業では、家計を軸に、日々の生活にかかわる消費行動についてだけでなく、昨今の物価高や為替の変動が私たちの生活に与える影響、中長期的な視点でのライフプランニングを考える必要性、資産を守り増やす視点を持つ必要性、消費者問題等について学んでいます。

毎年、全15回の授業のうち1回を、左京税務署と京都財務事務所から講師をお招きし、税金と日本の財政についての講義をしてもらいます。先日、今年もその授業が行われました。

財政といえば、遠い世界の話のように感じますが、財務事務所の説明によれば「国のお財布事情」なのだそうです。「家庭経営」では家計の収支のバランスがとても大事です。それと同じように日本の財政も、日本のお財布事情という見方をすれば、とても身近に感じます。

また、日々なんとなく支払っている税金も、どのように使われているか、どこに使われているかがわかると、納税への気持ちの持ちようが変わってきます。





今年度の受講生の感想です。


「国が使うお金(歳出)のうち、私は特に介護と子ども・子育てに目を向けました。社会保障の36兆円のうち介護は4兆円使われており、子ども・子育ては3兆円使われています。私は、本来なら、子ども・子育ての方に多く使われるべきだと思います。それは、子供たちはこれからの未来を支える大切な国の宝だと思うからです。しかし、現代において、少子高齢化が問題となっている以上は仕方の無いことなのかなと考えました。」


「税金の使い道が思っていたよりも色々あり驚きました。小学校で何気なく使っていた水道も税金でまかなわれていることは初めて知りました。当時は何も考えず使っていたのですが、その時から税金の仕組みに触れていたのだなとなんだかしみじみとしました。税金や納税と聞くとつい遠ざけて来てしまっていましたが、今回自分の為にもきちんと理解しておこうと思いました。」


「私は、税金や財政について学び、税金や財政を考えることは、自分の家計を考えにつながることを知りました。また、家計を考えることは、ライフスタイル、ライフコースを思うことになるため、税金や財政を国のことと他人任せにするのではなく自分事とすることが大切なんだと感じました。」


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 生活経済・経営領域

研究室探訪 第1弾!(酒井研究室)

2022年12月15日

大学教員の研究室ってどんなお部屋なのでしょうか?
研究室は、研究や授業の準備、学生の応対、大学業務など様々な仕事をこなす、いわば「基地」です。それぞれどんなこだわりがあるのでしょう。
生活環境学科の教員研究室をご紹介します。

第1弾は、酒井研究室 です。
酒井先生の専門分野は「地域福祉」です。だれもが地域で長く安心して暮らせるための研究をされています。このブログでこれまで紹介してきた「ND協働プロジェクト」に精力的に取り組んでいらっしゃいます。クリスマスのモチーフグッズが飾られた、ほっこり、アットホームな研究室です。

Q: 酒井先生、これらのクリスマスグッズはどうされたのですか?
A:: 学生の海外研修で、デンマークを何度も訪問しました。そこで出会ったサンタクロースや雪だるまをデザインした刺繍に魅了されました。時間のある時は、デンマークで購入した刺繍キットで作品をつくったりもします。12月に入るとそれらを研究室に飾ってクリスマス気分を楽しんでいます。
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大きな靴下!プレゼントがたくさん届きますように!
酒井研究室

これらも先生がご自身で刺繍されたものだそうです。素敵ですね。
かざり


さあ、第2弾はどの研究室でしょうか。楽しみにしてください。


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

ゼミ選択説明会をしました!(2年生対象)

2022年12月12日

生活環境学科の2年次生を対象として、「ゼミ選択説明会」を実施しました。

生活環境学科のゼミの数は9つです。これまでの幅広い学びの中から、特に関心をもった分野のゼミを選択する人もいれば、入学当初からこの分野を深めたいとゼミを決めている人もいる、など様々です。

生活環境学科では、
家族やジェンダーなど社会課題に挑戦する研究、衣・食・住それぞれの観点から生活の質向上をめざす研究、人への支援のあり方を考える研究など、生活をベースにした、日々直面する課題がテーマです。各自が関心を持った社会の重要な研究に取り組むことができます。
ゼミは、
衣環境学ゼミ、 健康と食ゼミ、 食生活デザインゼミ、 住環境学ゼミ、 家族関係ゼミ、 ライフプランニングゼミ、 地域福祉と活動ゼミ、 精神保健福祉ゼミ、 障害者福祉ゼミ です。

ゼミ選択資料

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ

かわいい動物クッキーが売れ筋です!

2022年12月09日

 ND協働プロジェクトは、生活環境学科3ゼミ合同で、京都市北部障害者自立支援協議会の15事業所のみなさんと協働し、各事業所の利用者の方々が創られている商品を展示・販売して、障害者理解や利用者の工賃向上を目的に取り組むものです。
 10月12日(水)から本格始動し、社会福祉法人 修光学園(練り込みの陶器やさしこふきん等)と医療法人 稲門会 いきいき・いわくら(ガラス製品、ガラス製のアクセサリー等)2事業所の商品を販売しました。

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 11月30日(水)、寒風の中、「学内雑貨販売」第4弾を実施しました。
 今回は、社会福祉法人 幸の会 七彩の会の平飼いの卵を使ったクッキーや、栽培されている生シイタケ、NPO法人 若者と家族のライフプランを考える会の利用者の方が描かれたカードやカレンダー等を販売しました。

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Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ福祉学領域

おふろ部が「京ふろ」イベントに参加しました!

2022年12月01日

皆さん、ご存じですか?11月26日は「いい風呂の日」です!

ということで、11月26日土曜日、京都ノートルダム女子大学の「おふろ部」は京都市上下水道局さんと一緒に、京都市動物園で、「京ふろ」のイベントに参加しました!

おふろの魅力や効能を発信し、おふろの利用を促進する取り組みです。
京都市上下水道局HP参照 https://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000287553.html

お天気にも恵まれ、小さいお子様から、年配の方までたくさん来場者をお迎えしました。

イベント内容は、バスボムづくり体験、京ふろクイズなどです。
おふろ部メンバーは、紫の「京ふろ」はっぴを着て、バスボムづくりの指導、クイズへのPRなど活躍しました。

これから本格的な冬を迎えます。
みなさん、健康のため、リラックスのため、質の良い睡眠のため、お風呂タイムを楽しんでください。

おふろ部始動!
タオル付メンバー

バスボムづくり体験!
バスボムづくり

京都市上下水道局さんと一緒に!
上下水道局さんと

お風呂の魅力PR中!
クイズ誘導
マスコットキャラクター 澄都(スミト)君 属性:ほたるです 
すみとくんと



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 │ 学科からお知らせ住居学領域